雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

VC200L復活の予感(上弦過ぎの月)

2016年04月16日 | 天体写真(月・惑星・彗星)
九州熊本で大きな地震災害が発生しています。
現在も大きな余震が分刻みで発生し、災害からの復旧の途に付けない状態です。
この後の雨による2次災害も心配されますが、早く余震が収まる事を祈っています。

この災害に比べれば、先日VC200L鏡筒をコンクリート面に落下させた事などはどうってことありません。

鏡筒が損傷したわずか一週間後には新しい鏡筒パイプに交換して、光軸調整を完了しています。
そんな中で昨夜は地震のニュースが繰り返し流される中、検証のための撮影を行う事ができました。
あいにく上弦を過ぎた明るい月があったため、修復後の最初の撮影は月の動画撮影になりました。

上弦過ぎの月 (月齢7.9)
( 画像クリックで元画像の75%サイズで拡大表示 )
( 上が北の方向 )
フリーソフトの EOS C.M.R で記録した動画を、RegiStack6でスタック処理して、
やはりフリーソフトの マイクロソフト mage omposite ditor でモザイク結合しています。
撮影DATA: 2016/ 4/15 Vixen VC200Lf=1,800mm F) 露出 1/20秒 EOS C.M.R x5クロップで 50秒前後の動画記録
 ISO 400 EOS kissX2  タカハシ EM-200 Temma2M RegiStax6 マイクロソフト I.C.E 

EOS C.M.R のx5クロップは本来のカメラ画像の1/5サイズ(画素数では1/25)の領域を
動画記録するもので、画像が拡大撮影される訳ではありません。
つまりモザイク結合した月の画像の大きさは、直接カメラで撮影したものと同じです。

光軸調整を終えたVC200L鏡筒を赤道儀に搭載したところです。
メーカーロゴシールも付いてきたのですが、無印もいいですね

もう鏡筒を落下させることが無いよう、鏡筒バンドは手前に開くよう変更しました。

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このあと月明かりの中で子持ち銀河などを撮影。
画像処理はまだですが、たしかな手ごたえがありました。
別途 ブログにて掲載いたします。

雲上くもがみ
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コメント (4)
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