雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

冷却デジカメ液晶モニターダウン!・・でも天体写真は撮れそう

2016年05月13日 | 機材
今月は5日夜に撮れた以降はぐずついた天気が続いたので、
仕方なく曇り空を相手にフラット画像を撮ろうとしたところ、
どうやってもカメラの液晶モニターの表示がされません。
左が4年前に買った冷却デジカメ(Cooled60D) 右は冷却による結露対策でカメラを覆う 『乾囲送兵衛

最初はまた冷却による結露でカメラがダウンしたのかと思いました。
結露トラブルが発生すると、まずモニターが表示されなくなることが多いのです。
これまでは幸いな事に時間が経つとカメラ内が乾燥するのか自然回復していました。
ところが今回はいくら待っても直ってくれません。
それにどうもカメラ自体は正常で、液晶モニターの表示だけが行われないようです。
昔ノートパソコン出始めの頃、モニターのバックライトの蛍光環が切れた事があります。
むろんデジカメに蛍光環が入っている訳はありませんが、
モニター表示に関する素子・配線の異常が発生したと思われます。
( そもそもカメラ内で結露によるショートが発生して、いつも自然回復していた事の方が幸運だったのかも )

さて、どうしたものか?

いつ異常が発生したのかを考えていたら、最近撮影時にカメラのモニターを見ていない事に気づきました。
これは 昨年夏に自動導入が可能な赤道儀(EM-200 Temma2M)に更改してからの事ですが、
ノートPC2台を使って赤道儀・カメラ制御とオートガイドを行っています。

カメラ操作に関連する手順を追ってみると・・

カメラ操作は購入時に添付されてくる EOS Utility を使っています。 ↑

時刻合わせを含むほとんどの操作がリモートでできます。↑
特に便利なのが、ライブビュー です。↓
これでカメラモニターよりずっと大きな画面で「ピント合わせ」「導入位置確認」ができます。
これは、カメラを覆わなければならない 『乾囲送兵衛』 にとっては大変ありがたいことです。

撮影画像の確認もPC画面上でリアルタイムで行う事ができます。 ↓
以前は撮影開始・終了はタイマーリモコンを別に接続して行っていましたが、
最近は EOS Utility のシャッターボタンで行っています。
1時間に数回のクリック操作が必要になりますが、撮影(&ガイド)状況の把握の意味もあります。

こうやってみると、天体写真撮影ならカメラの液晶モニターが無くても撮影はできそうです。
( 幸い、カメラ上面の液晶窓の表示はされますので、電源の確認はできます )

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昨夜は久しぶりに晴れてくれましたので、
さっそく液晶モニター無しでの撮影の検証を行ってみました。
画像処理はこれからですが、撮影自体は問題なく行われた事を報告いたします。
モニター表示以外は大丈夫だったことはありがたいのですが、
次にこわれるのは・・

数年前にもらわれてきた シャクナゲ ですが、逆境にもめげず頑張って咲いています。

雲上くもがみ
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コメント (4)
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