雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

ドラゴンボール星雲(M 97) と 石の矢じり銀河(M 108)

2016年05月15日 | 天体写真(系外銀河)
ついに冷却デジカメ(Cooled60D)の液晶モニターが使えなくなりました。
現在のメイン撮影機材ですので、もうなおりそうにないと分かった時はショックでした。
チラっと、次は「冷却CCDカメラしかないか」・・なんてのが脳裏をかすめたのですが、
その赤道儀以上の投資額は、残された健康寿命内にとても減価償却できそうにありません。

冷静に考えてみたら、液晶モニター無くても『天体写真』なら撮れそう ということで
久しぶりに晴れた12日夜、月明かりの中で検証してみました。

( 画像クリックで星座線入りで表示します )
久しぶりの星空だったので まだ月の高度が高い(30度以上)うちから撮影開始

21時前から撮影を始めたのですが、月明かりがひどく背景が荒れることを予想して
おおぐま座の惑星状星雲(M97)と系外銀河(M108)をモザイクでつなぐ事にしました。

ふくろう星雲(M97)と系外銀河(M108)  (おおぐま座) 
( 画像クリック個所(上・下)に応じて モザイク前の各元画像を表示します )2枚モザイク
( 上が北の方角 )
撮影DATA: 2016/ 5/12 (北部 M108)20:45’~ (南部M 97)21:38’~ Vixen VC200L+レデューサー(合成f=1,278mm F6.4
露出 10分×5枚(北部)+4枚(南部) ISO 3200 LPS-P2FIL Cooled 60D (冷却-4.3~-3.4℃)  タカハシ EM-200 Temma2M
ガイド鏡GS-60S PHD2Guiding ステライメージ7 マイクロソフト I.C.Eでモザイク結合
北部(上)の方が撮影枚数が多いのですが、まだ月が高かった分 画像が荒れています。
このあとの系外銀河がメインだったので、2枚モザイク合わせても1時間半で切り上げました。

2年前にはR200SSでモザイク無しでも撮っています ⇒ こちら

(注).「ドラゴンボール」星雲・「石の矢じり」銀河 というのは私が勝手につけた愛称です。

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という訳で、カメラの液晶モニターが無くても撮影できました。
でも、月の撮影やプチ遠征で天の川などでは液晶モニターが無いと困りますね。

鉢植えのバラのつぼみ、かわいくて上品さも

雲上くもがみ
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コメント (2)
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