雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

ステラショット2(体験版)で上弦過ぎの月を撮る

2020年04月04日 | 天体写真(月・惑星・彗星)
先月末の新月期になんと5夜ほど雲が切れてくれたので 画像ストックがまだ〇タイトルも。

昨夜も一晩中雲なしだったのですが、上弦を過ぎた月明かりで星や銀河は無理。
となれば月を撮るしかないわけですが、
今回は先日ダウンロードした ステラショット2(体験版)ミラーアップ機能 を検証してみました。

ステラショットは、導入からガイド、撮影までこなしてくれる素晴らしいソフトだと思います。
おかげで自宅裏口に機材設置が済めば、あとは趣味部屋からUSBコードでリモート撮影できます。

ただし月の静止画撮影だけは デジカメのミラーアップ撮影(シャッターブレ防止のため)
カメラのリモコンボタンをひたすら押しまくる必要がありました。
ミラーアップ撮影は1回目でミラーアップ、少し時間をおいて2回目でシャッターになるのですが、
通常はモザイク撮影を行うため撮影枚数が多くなります 。
そのうちミラーアップか シャッターかわからくなり、今が何枚目かも・・
手間取っていると月が少しづつ動いていって・・

それをステラショット2では自動でやってくれるというのですからアリガタイ!
ミラーアップの時間設定は今回はデフォルト設定で行いました
なんとミラーアップから撮影までを、撮影枚数分繰り返してくれるのです。
今回は事前にモザイクレイアウトを検討して4モザイクで各32枚としました。
( 手作業ならリモコンボタンを240回以上押すことになります )

他にも細かい部分で改善がされていました。
撮影用とライブビュー用の露光時間・感度設定が個別にできるようになりました

ミラーアップ機能のおかげで今回は室内から4モザイクで計128枚の撮影を24分で完了できました。
( 撮影自体は1カット32枚を2分程度で完了 )
ステラナビ を使った事前検討でなんとか4モザイクで収まる事がわかりました

シィーングもまぁまぁだったのですが、枚数を増やした分いい出来ではないかと・・

月齢 10.1
( 画像クリック箇所に応じて、北部・中部・南部 に分けて拡大表示できます )
( 見た目と同じく 上が北になっています )
撮影DATA : 2020/ 4/ 3 20:30’~20:54 Vixen VC200LcanonEF2.0x (合成f=3,600㎜)
露出 1/50秒 × 32枚 ×4モザイク  ISO 400 EOS kissX2 タカハシ EM-200 Temma2M 
ステラショット2(体験版)でミラーアップ撮影
AviStackでコンポジット・ウェーブレット処理 マイクロソフト I.C・Eでモザイク結合
画像クリックで拡大表示と書きましたが、ブログの制約からこれでも元画像の36%縮小です

おかげで時間はタップリ余りましたので このあとCMOSカメラに取り換えて動画撮影を行いました。
ステラショット2になっても動画撮影はできないようですが
わたしは動画撮影に欠かせない重要な仕事をステラショットにやってもらっています。
その話は次回に。

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志村けんさんがコロナで亡くなったのはショックでした。
上越市はまだ感染者の報告はありませんが
それでも早起きしてマスクでを得るため並んだりしました。
日本三大夜桜の高田の花見行事もすべて中止になりました。
撮影に邪魔と枝を切られながらも、我が家の桜は今が満開

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