雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

かみのけ座 黒眼銀河M64(フルサイズだから長焦点)

2020年04月18日 | 天体写真(系外銀河)
今回も 新月だった25日夜(正確には日が替わった26日に撮った 春の系外銀河 です。
洋名ではブラックアイ銀河といい 結構 名の売れた銀河です。

黒眼銀河 M64  (かみのけ座)  
( 画像は 当ブログ最大サイズで掲載しています )
M64(NGC4826):距離 1,900万光年 視等級 8.5 視直径 6.8'×3.9' セイファート銀河 ( 上方向が北 になります )
撮影DATA : 2020/ 3/ 26am 00:59’~  Vixen VC200L(f=1,800mm)
露出 分 × 枚 + 15分 × 12枚 ISO 6400 LPS-D1 EOS 6D (HKIR改造)
タカハシ EM-200 Temma2M マイクロガイドスコープ 60 ToupCam ステラショット ステライメージ7 FlatAide

今年は フルサイズカメラで見かけがより小さくなった銀河を少しでもカバーしようと
Vixen VC200L鏡筒にレデューサーなしの長焦点で挑んでいます。
総露光量も以前より増やすようにしました。
ブログ画像も掲載可能な最大サイズにしたことにより、
宇宙の広がりが感じられるようになったのでは?(あくまで個人的な感想です)
それでも・・ やっぱり 小さい!!

そこで今回も銀河部分をアップで。↓
( 元画像の75% に縮小した画像をトリミング )

これも3年前、前回の NGC3184の次に撮っていました。↓
DATA : 2017 / 4/ 24 am VC200L+Red(f=1278mm) 20分×5枚 ISO3200 Cooled60D
3年前撮影時の記事は → こちら
レデユーサーで短焦点化し、カメラもフルサイズではありません。
しかし 一番違うのは露光量。
感度を考慮すると、今回の約1/4の露光時間でしかありません。
それでもその夜の透明度の良さに助けられたようです。

今回も恒例のおりおんショット(撮影中の様子)です。
( 画像クリックで星座名を表示します )
01時40分ころ 30秒 X 6枚コンポジット処理
朝まで透明度2(/5段階評価)と低いままでした。
(注)私のファジーな評価基準では”2”は北極星がやっと見える空の状態

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昨夜も徹夜で撮影できたのですが、
朝少し寝てから山菜のゼンマイ採りに春の山へ。
昨年よりは少し早いのですが、これまでにない暖冬だった事から
やはり遅かったようです。
家を出てから戻るまで2時間のさみしい収穫です

銀河の画像ストックはいっぱいあるけど、次回は
恒例の「ゼンマイを探せ2020」にしようかな?

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コメント (4)
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