雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

月齢10(中部) 動画処理で「月の地形100選」巡り

2020年04月10日 | 天体写真(月・惑星・彗星)
スーパームーンがあんまりきれいだったので、その記事で中断しましたが、
前々回記事 に続いて
3日夜に動画撮影で処理した 月齢10の 月面(中部)になります。
今回も Lunar100 月の地形100選 が撮影対象になっています。

月齢 10 動画撮影エリア(中部


動画撮影データ(中部)
2020/ 4/ 3 21:54~22:08 Vixen VC200L+canon EF2.0x(合成f=3600㎜)ASI 224MC タカハシEM200Temma2M
(録画)Firecapture 60秒 Gain250 or 300 シャッター速度10mS
(画像処理)AutoStakkert(600フレーム/約2000フレーム) AViStack(Wavelet処理)
- A -
L79 Sinus Aestuum(熱の入江)
* 「地形100選」 には選ばれていないのですが、わたしは左側の スタディウス の方が気になります

- B -
L5 Copernicus(コペルニクス)  ■ L65 Hortensius domes(ホルテンシウスのドーム)
L74 Copernicus H(コペルニクスH)
ホルテンシウスのドーム 拡大してみると中央に穴が、溶岩のガス抜きでできたのでしょうか?

- C -
L61 Mösting A( メスティングA )
* なんでこんな小さなクレーターが 「地形100選」 に選ばれているのか不思議でしたが、月の緯度・軽度の基準点(0°)になっているようです

- D -
L47 Alphonsus dark spots(アルフォンススの暗斑)  ■ L51 Davy crater chain(デービーのクレーターチェーン)
L67 Fra Mauro formation( フラマウロ )
(注)この画像だけAutoStakkertExpandモード でスタックしているため 月の移動で画像の左右が劣化しています
これ以外の画像は 録画中に移動した左右をカットする Croppedモード で処理しています
クレーターチェーンは52kmの長さにわたって1~3kmの小クレータが23個 1個の隕石が分裂して落下したと考えられています

- E -
L15 Straight Wall( 直線の壁 )
直線の壁 の長さは116km 西(右)側が高く 段差は300mで、下弦のころには白い筋に見えます 

次回は大きなクレータが群らがる 月面 南部 になります。


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いつの間にか夕方のニュースを”コロナの時間”と呼ぶようになりました。
一か月後にどうなっているのか、誰も予想できないところが怖い。
私は自宅撮りなのでいいのですが、
毎回遠征されている方はどうされるのでしょうか?
恒例の高田公園の桜の写真、今年は自粛しました。

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