雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

針 銀河 NGC4565(フルサイズだから長焦点)

2020年04月22日 | 天体写真(系外銀河)
3月下旬の新月期は何夜も晴れてくれました。
いよいよ月が太くなってきた30日夜も
月が沈む夜半頃には晴れる予報だったので設営して待ちました。
実際は厚い雲で遅くまで月も見えずヤキモキしましたが、
月が沈んだ0時頃には雲が無くなったので、ターゲットを変更して撮影開始。
急遽 撮影対象に選んだのは南中直後の、あの細くて長い系外銀河。

NGC 4565 銀河  (かみのけ座)  
ほぼノートリミング ( 画像は 当ブログ最大サイズで掲載しています )
NGC2403:距離 約3000万~5000万光年 視等級 10.4 視直径 15.9' ×1.9' 渦巻銀河 ( 上方向が北 になります )
撮影DATA : 2020/ 3/ 30 23:59’~  Vixen VC200L(f=1,800mm)
露出 分 × 枚 + 15分 × 枚 ISO 6400 LPS-D1 EOS 6D (HKIR改造)
タカハシ EM-200 Temma2M マイクロガイドスコープ 60 ToupCam ステラショット2(体験版) ステライメージ7 FlatAide

今回はステラショット2(体験版)をダウンロードして初使用。
ステラショットは旧バージョンから使用しているため
違和感なく使用することができました。
南中前の対象も鏡筒反転なしで導入できる『微動導入』を試そうと思ったのですが、
すでに南中を過ぎていたので今回は検証なし。

長焦点でもフルサイズだと・・ やっぱり 小さい! という事で
今回も 銀河部分をこれまでと同じ拡大率・画素数でトリミング。↓
( 元画像の75% に縮小した画像をトリミング )
銀河を真横から見ているのですが、距離が遠いのに画面からはみ出しそうな大きさ。

この銀河は同じフルサイズカメラと同じ鏡筒にレデューサーを付けて昨年5月にも撮っていました。↓
DATA : 2019 / 5/ 7・8 am VC200L+RedHD(f=1386mm) 3分×6枚+15分×5枚 ISO6400 
LPS-D2 EOS 6D(HKIR改造)
昨年撮影時の記事は → こちら
レデューサーを付けているので 少し広い範囲が写っています。
今回も 色合いが違うのは光害カットフィルタが違うからだと思います。(?)

恒例のおりおんショット(撮影中の空)です。
( 画像クリックで星座名を表示します )
00時25分ころ 30秒 X 6枚コンポジット処理
透明度は2~3(/5段階評価)と撮影メモに書かれてました。
(注)私のファジーな評価基準では”3”は北極星がふつうに見える空の状態
最近は老眼が進み、肉眼での透明度判定に自信がありません。
空の状態を客観的に記録するための おりおんショット でもあります。

= = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = =
先日は東京にいる孫娘いとちゃんの3歳の誕生日でした。
いつもの年なら出かけて行くのですが
コロナのせいで行くことも 来ることもできず。
でもそこはSNSのおかげで・・
おめでとう! 三元テレビ電話で誕生日パーテー開催

にほんブログ村 写真ブログ 天体写真へにほんブログ村
いつもポチッとありがとうございます。
= = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = =
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ランキング参加してます

にほんブログ村 写真ブログ 天体写真へ
にほんブログ村

応援(クリック)してね


天体写真 ブログランキングへ