雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

夕飯前 電柱に隠れるまでのNGC253銀河 (リベンジ! Cooled60D)

2021年12月03日 | 天体写真(系外銀河)
Cooled60D の記念すべき再登場の先月(11月)7日の夜は
雲はなかったものの 大気が非常に不安定だったようで、
ガイドグラフが大きくぶれてピンボケのような画像を量産しました。
現役機種のフルサイズのEOS 6Dよりピクセルサイズが小さい事から
より高精細な画像が得られることを再確認したかったのですが、
”大気のゆらぎ” の前にはギブアアップ。

リベンジはいつになるやらと思っていたのですが、
月末にその機会が訪れました。
29日夜、薄雲はあったものの初冬の夜長を徹夜で撮影する事ができました。
前回(7日)と同じ撮影機材でしたが 予想気温が低かったことから
リスクの多い冷却はオフにして撮影しました。
それじゃ”Cooled”の意味ないじゃん
おかげでノントラブルで5タイトルも撮る事ができました。

なんと今の時期18時過ぎたころには薄明が終ってくれます。
むろん灯火でまだ空は明るいのですが、もったいないので夕飯も食べずに撮影開始。

今回は 恒例の ”只今撮影中” ショットを先にお見せします。
20時07分ころ TamronZoom(f17mmF2.8) 30秒×4枚 ISO1600 ソフトフィルター kissDX(フィルタ改造) 三脚固定撮影

まだ時間が早く空が明るかったのですが、時間つぶしも兼ねて
南中前のNGC253銀河を見切り発車で撮影開始。

NGC 253 (ちょうこくしつ座)  
NGC 253:距離 1140万光年 視等級 8 等級  視直径 27.5’×6.8’ 渦巻銀河 
( 画像クリックで 元画像の25%サイズで表示します )
( 横構図で撮っているので上が北の方角になります )
撮影DATA : 2021/ 11/ 29 19:35’~  Vixen VC200L+レデューサーHD(合成fl=1,386mm)
露出 分 × 枚 + 分 × 枚 ISO 3200 LPS-D1 Cooled 60D (冷却オフ CCD +6~+7 ℃)
タカハシ EM-200 Temma2M マイクロガイドスコープ 60 ToupCam 
ステラショット2(導入・ガイド・ディザリング撮影ステライメージ9(画像処理)

南天低めで じきに電柱にかかってしまったため、使えたのはわずか露光22分間でした。
本来は空の暗い深夜帯に南中する9月下旬ころに撮る対象です。

前回問題となったガイドグラフのぶれ幅はこの夜は小さめでした。
撮影中のステラショット2の画面です ↑(はめ込み画像は電柱にかかった時の撮影画像)

次回2タイトル目は アンドロメダ座の今回初めて撮った対象になります。

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冬タイヤへの交換も先日終えました。
車は1台なのでまだ自分でやっております

気になるのは年末始の雪がどうなるか。
今年1月のような大雪は20年に一度であってほしい。

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