雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

メリー 『クリスマスツリー星団』で 60D vs 6D

2021年12月24日 | 天体写真(星雲・星団)
5日夜に撮った順番では オリオン座馬頭星雲 になるのですが、
年賀状作成に時間を取られ この順番ではこの夜の最後のタイトル 
いっかくじゅう座クリスマスツリー星団
恰好の掲載タイミングを逃してしまう事が判明。

という事で 急遽 一日で画像処理を終えて、先に掲載することにしました。

クリスマスツリー星団  NGC 2264 (いっかくじゅう座)  
( 画像クリックで 元画像の25%サイズで表示します )
( タテ構図で撮っているので 今回はそのまま上が北の方角になるよう掲載しています )

撮影DATA : 2021/ 12/ 6am 1:50’~  Vixen VC200L+レデューサーHD(合成fl=1,386mm)
露出 20分 × 枚 +分 × 枚  ISO 3200 LPS-D1 Cooled 60D (冷却オフ CCD +5 ℃前後)
タカハシ EM-200 Temma2M マイクロガイドスコープ 60 ToupCam 
ステラショット2(導入・ガイド・ディザリング撮影ステライメージ9(画像処理)

NGC(ニュージェネラルカタログ)という天体カタログで2264番に分類されているのは
コーン[円錐]星雲、クリスマスツリー星団、狐の毛皮星雲、スノーフレーク[雪片]星団
という4つの天体の複合体になります。
( 画像を上下逆にすることでクリスマスツリーに見えてきます )

掲載画像は長焦点で撮っているためこの領域の狭い範囲を写したものですが、
新しく生まれた星たちに照らされた赤茶色や青白い領域は広い範囲に広がっています。

この領域は昨年11月に同じ鏡筒でフルサイズの EOS6D(HKIR改造) で撮影していますので、
今回も同じピクセル数で切り出して比較してみました。
( 50%縮小した画像を512x512ピクセルで切り出し )

狐の毛皮 星雲
矢印の部分が狐の目になると思うのですが・・・

コーン[円錐] 星雲
とうもろこし”ではなく、あくまで”円錐”のコーンだそうです
6Dの画像は昨年11月に3夜かけて総露光4時間の処理画像です
昨年撮影時のブログ記事は → こちら

この4日後の9日夜に約2時間の追加露光を試みたのですが、うす雲があったため星が大きくにじみ
短時間露光(5分)4枚だけしか使えませんでした。

当ブログで恒例となっている ”只今撮影中ショット” です。

12月 6日 2時53分~ TamronZoom(f17mmF2.8) 30秒×5枚 ISO1600 ソフトフィルター kissDX(フィルタ改造) 三脚固定撮影


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毎年枚数が減っている年賀状もやっと書き終えて
あと一週間で今年も終わります。
今年の冬のようなドカ雪になりませんように。

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コメント (2)
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