雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

<Ⅱ銀河系-25 M11> 自宅で撮った『大宇宙SCALE』

2022年07月20日 | 自宅で撮った『大宇宙SCALE』
今夜は下弦の月になるので そろそろ月明かりが気にならない新月期。
ところが、ここのところ梅雨に再び入ったかのような天気が続いています。
そんなわけで今回も シリーズ 自宅で撮った『大宇宙SCALE』 を掲載します。

退職を機に再開した天体写真ですが、70代に入ったくぎりとして
この約10年間で撮ったものを振り返って見ることにしました。
掲載順序としては手持ちの天体写真集 大宇宙SCALE を参考に
地球から近い天体の順に掲載しています。


書籍『大宇宙SCALE』の掲載順ではこのあと
伴星がブラックホールの最有力候補といわれる恒星が掲載されているのですが、
未撮影”のため紹介だけさせていただきます。
Ⅱ 銀河系
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Ⅱ-24 HDE 226868 6000 光年 
種別 恒星 明るさ 9.0等級 見かけの大きさ - 星座 はくちょう座
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未撮影”の理由: 明るさ9等星なら写すことは容易だが、無数にある星にしか見えないため


そして次に掲載されていた散開星団も、
メシエ番号は付いているものの 数ある散開星団のひとつと思えたのですが、
書籍『大宇宙SCALE』に掲載されていたことから一度だけ撮影しています。

Ⅱ 銀河系
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Ⅱ-25 M11  6100 光年 
M11(NGC 6705):種別 散開星団 明るさ 6.3等級 見かけの大きさ 12分角 星座 たて座
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南天のたて座の中にある散開星団です。
20光年ほどの領域に2000個もの星が集まっています。
もし 私たちがこの星団内にいたら、数百個の1等星が夜空に見えるそうです。

散開星団と言うより球状星団のような星の密集度です

M11の『只今撮影中ショット』が無かったので、代わりに位置関係のわかる別の対象の撮影中ショットを掲載しました。 ↓

2020/ 8/19 Tamron Zoom (fl=17mm F2.8) 30秒×6枚 ISO1600 kissDX(SEO-SP2) 三脚固定撮影

固定撮影のため星が少し流れていますが、散開星団といわれても星と区別しにくい写りです。

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ハッブル宇宙望遠鏡(HST)の後継機として昨年12月25日に打ち上げられた
ジェームズ・ウエッブ宇宙望遠鏡(JWST)の撮影画像が公開されました。
長年にわたり、食い入って見たHST撮影画像の数々。
JWSTは重量ではHSTの約半分と軽量化されてるにも関わらず、
口径はなんと約2.5倍(面積比では7倍以上)になるという。
ジェームズ・ウエッブ宇宙望遠鏡(JWST)の構造 (Wikipediaより)
この数値だけでもこれからどんな画像を見せてくれるか、期待がすごく膨らみます。
今回公開された撮影画像の一枚、ステファンの五つ子です。 ↓

数年後には手持ちのHST写真集と比較できるのを楽しみに待つこととします。

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