雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

<Ⅱ銀河系-23 M17 オメガ星雲> 自宅で撮った『大宇宙SCALE』

2022年07月17日 | 自宅で撮った『大宇宙SCALE』
猛暑が和らいでいるのはありがたいのですが、
この先もしばらく雨や曇天が続きそうなため撮影ができません。
そんなわけで今回は シリーズ 自宅で撮った『大宇宙SCALE』 を掲載します。

退職を機に再開した天体写真ですが、70代に入ったくぎりとして
この約10年間で撮ったものを振り返って見ることにしました。
掲載順序としては手持ちの天体写真集 大宇宙SCALE を参考に
地球から近い天体の順に掲載しています。


書籍『大宇宙SCALE』に、前回掲載の M20 三裂星雲 の次にピックアップされていたのは
やはり南天の いて座の星雲でした。
Ⅱ 銀河系
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Ⅱ-23 M17 オメガ星雲 5500 光年 
M17(NGC 6618):種別 散光星団 明るさ 7.5等級 見かけの大きさ 46×37分角 星座 いて座
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南天の天の川の中にある明るい干潟星雲(本シリーズ掲載済み)より少し北側にある散光星雲です。
明るい部分を逆さに見た形から白鳥星雲とも呼ばれますが、
私はギリシャ文字の オメガΩ星雲 の呼び名の方がなじみ深いです。

( 50%縮小+トリミング した画像です )

撮影DATA : 2018/ 8/ 4 21:27’~  Vixen VC200L+RedHD(合成fl=1,386㎜)
露出 分 × 枚 + 分 × 枚  ISO 6400 LPS-D2 6D (HKIR改造)
タカハシ EM-200 Temma2M マイクロガイドスコープ 60 ToupCam 
ステラショット(導入・自動ガイド) ステライメージ7(画像処理)

南天の天の川の写真では、星が群がっているバンビの形に見えるスタークラウドが良く目立ちます。
M17バンビのすぐ上(北)にあるので、望遠レンズで一緒に撮ってみました。 ↓
バンビの首のあたりに星雲がありますが、「バンビの首飾り」とよばれています

更にズームダウンすると、すでにシリーズ掲載済みのM8干潟星雲との位置関係がわかります。
( 白枠は 上の画像の撮影範囲です )
中段やや右にある明るい星は 土星 です
撮影DATA : 2017/ 5/29 01:57’~  TAMRON ズームレンズ(fl=36㎜ F4)
露出 3分 × 12枚 ISO1600  kiss DX (SEO-SP2改造)TOAST Pro 

M17のすぐ上にも赤い星雲が写っていますが,
こちらはハッブル宇宙望遠鏡の写真『創造の柱』で有名になったM16です。
こちらはもう少し遠くにあるので
このシリーズでの出番はもう少し先になります。

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今日は千葉から孫娘が来る事になっているのですが、
来たら収穫して食べようと思っていた
我が家の『片手間野菜』のスイカ1号が ・・・
スイカオバケになっちゃいました。
16日 熟し具合を確認しようと裏返したところ割れていました。
児玉スイカは受粉から約35日が収穫時期という事からすれば
17日前後になるのですが、6月末からの猛暑と最近の雨降りでひび割れた?
捨てるしかないか、と思ったのですが
恐る恐る切ってみたところ ・・・
ヒビ割れた部分を取り除いて冷蔵庫に、甘い完熟スイカでした。

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