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雲の上には宇宙(そら)
雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!
全力投入とはいかなかった、かに星雲
2014年12月02日
|
天体写真(星雲・星団)
撮影済み画像ストックの最後になります。
22日夜、日が替わってから撮った超新星残骸の
カニ星雲
です。
M1 かに星雲
(おうし座)
ノートリミング画像 ( 画像クリックで 元画像の35%の拡大画像を表示します )
( 上 が北の方向 )
撮影DATA
:
2014/11/ 23am
01:07’~ Vixen
VC200L
(f=
1,800
mm F
9
)
露出15分×5枚コンポジット ISO
1600
Cooled 60D (気温6.7~7.3℃ 冷却 オフ) LPS-P2FIL
EM-200USD赤道儀 ORION SSAG ガイドスコープGS-60S PHD2 Guiding ステライメージ7
この夜は予報では早々雲が出る事になっていたのですが、日が替わってもまだ晴れていたため
思い切ってレデューサーなしでの撮影に挑みました。
ところが3枚目頃から・・
( かに星雲の位置は画像クリックで表示します )
雲がわいてきて、ガイドも危ない状態になってしまいました。
3時近くまで何度も中断して粘ったのですが、遠くで稲光まで見えてきたので
あきらめて撤収を決断しました。
撤収が終わってまもなくすると雨も落ちて来て、もう少し遅れたら危ないところでした。
結局なんとか使えそうな画像5枚で処理したのですが、
今年1月にR200SSにエクステンダー
(合成f=1500mm)
を付けた画像にも及びませんでした。
かに星雲部分の等倍画像での比較です。
(上は今回撮影したもの)
(今年1/27に撮影したもの *画像クリックで掲載記事にリンクします。)
使用カメラは同じですので、星雲の大きさの違いはそのまま焦点距離のちがいになります。
露光時間はほぼ同じですが、VC200L(今回)の方が拡大された分暗くなっていると思われます。
おまけにガイドのぶれや、機材のたわみ
(または地震による極軸ずれ?)
まで加わって星が流れています。
VC200Lの”
こけら落とし
”にと思っていた
かに星雲
でしたが、
残念な結果におわりました。
================================================
はいっ、これできれいさっぱり画像ストックが無くなりました。
外は冷たい雨に、時折暴風が。
雪が積もるまではこんな荒れ模様の天気が続きます。
500本を超えるこれまでの全記事リストは、
こちら
から。
雲上
(
くもがみ
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コメント (12)
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12 コメント
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アンドロメダ銀河まるごと
(
雲上(くもがみ)
)
2014-12-05 10:01:14
さすけさんが見つけてくれた数少ないヨンニッパの画像を見ると
アンドロメダ銀河が余裕でおさまる結構広い写野なのがわかります。
速写でモザイクなんて考えていたのですが、そんなに大きい対象はあまり無いかもですね。
返信する
これも
(
さすけ
)
2014-12-05 07:02:39
さすけパソコンの壁紙にしているアンドロメダ。
ずっとR200SSで撮影されたものと思っていたのですがヨンニッパでした(^。^)
http://urx2.nu/eRNK
返信する
閉店はしません。
(
雲上(くもがみ)
)
2014-12-03 23:50:01
テナーさん こんばんは。
結構R200SS+エクステンダーも頑張っているんですが、
画像周辺で大きな放射状の画像の乱れが出るのが玉にきずです。
遠慮なさらずに寒い中どんどん撮影頑張ってください。
こちらも開店休業状態ですが、閉店せずにチャンスがあれば撮影いたします。
返信する
Unknown
(
テナー
)
2014-12-03 16:02:03
こんにちは
VC200Lでのかに星雲、R200SSと比較してはいけませんが違いが出てしまいますね。
これは長い冬休みの宿題として下さい。
北国の天候が荒れると関東は晴天!申し訳ないです。
その分一生懸命撮ります。
返信する
そうなりますね.
(
雲上(くもがみ)
)
2014-12-03 07:26:38
さすけさん その通りだと思います。
長焦点のVC200Lの場合は、たわみによるずれが解決すれば、
あとは気流の良し悪しがガイドの成否の最大の問題となります。
冬は気流が悪いのでもし晴れたら望遠レンズでの撮影でいこうかと考えています。
返信する
大気だのみ
(
さすけ
)
2014-12-03 07:13:17
>PHD2のマニュアルにも書いてあるのですが、
>補正するのは大気のゆらぎに隠されたゆるやかな変化です。
そうすると最適値を見つけ出して、あとは都度大気だのみになりますね。
返信する
どのあたり?
(
雲上(くもがみ)
)
2014-12-02 23:54:50
さすけさん 下の方がどのあたりかわかりませんが、
”PHDの動作は鈍感なほど良い”という部分なら、ちょっと言い方が極端ですが当たってる思います。
PHDでは大気のゆらぎは補正できないのですから、
いちいち付き合っているとろくな事がありません。
PHD2のマニュアルにも書いてあるのですが、
補正するのは大気のゆらぎに隠されたゆるやかな変化です。
返信する
ガイドエラー
(
さすけ
)
2014-12-02 22:42:19
さすけにはなんの事かわかりません。
下の方に記述がありました。
http://urx2.nu/eMDH
返信する
奇跡の晴れを気長に待ちます。
(
雲上(くもがみ)
)
2014-12-02 21:02:51
さすけさん こんばんは。
もうタイヤも換えたし、いつ雪が降っても大丈夫ですね。
結局 親亀子亀に変更したので、1点支持になったのですが、
たわみによるずれは大きい時と小さい時が・・不思議です。
月食の処理では色に悩みました。
皆既で暗い部分をどのくらい赤くするかとか、
欠けていない部分をほんとに青っぽくしていいのかとか。
さじ加減でかなり色は変わるだけに悩みます。
返信する
西高東低はきらいです。
(
雲上(くもがみ)
)
2014-12-02 20:49:55
びっけパパさん 寒い冬はこたつに限りますよ。(負け惜しみ以外のなにものでもない。 笑)
それでも 月に1,2回は撮れるといいな。
晴れても冬は気流が悪いので長焦点はやめた方がいいかもです。
返信する
ところで
(
さすけ
)
2014-12-02 20:26:35
見えないものが見えるんだからいいでしょ!!じゃだめなんですよね。
たわみ、この鏡筒って一カ所に荷重がかかるといやなんですかね~。
ドン・キホーテ(改)も1点から2点に支持をふやしたじゃないですか~。
極軸も関係するとすれば奇跡の晴れまで待ちましょう。
ところで、
http://urx2.nu/eMkS
の月は沼澤茂美さんの撮影で、光の屈折?で上のほうが青みがかってるそうです。なかなか撮れないとか。雲上さんの撮影した中にもあるんではないですか?
返信する
Unknown
(
びっけパパ
)
2014-12-02 19:38:57
今回の冬型は結構強力なようですね。
雲上さんには申し訳ないですが、あの等圧線の縦縞はワクワクしてしまいます。
カニさんは雲上さんとしては消化不良気味のようですね。
私だったらここまで撮れるときっとおおはしゃぎです。
返信する
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