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R200SS 鏡洗浄から光軸調整、星像検証まで半日仕事(2/2)
2017年10月08日
|
機材
この記事は
R200SS 鏡洗浄から光軸調整、星像検証まで半日仕事(1/2)
の続きになります。
Ⅱ.光軸調整
R200SSの光軸調整についてはこれまでにもブログ記事を書いています。
〇
考えが足りなかった光軸調整(R200SSとオフセット)
2015.11. 2
〇
わたしはこれで光軸調整を極めた(・・と思う)[R200SS編]
2016. 4.12
今回は重複しないよう 変更点を中心に記載します。
鏡の洗浄作業を終え、自然乾燥に入ったのが30日の午後3時半ころ。
午後4時過ぎには斜鏡が乾いていました。
あらかじめクリアシートにセンター位置・オフセット位置を穴あけしておきました。
( 以前 斜鏡にもマーキングしてあったのですが、今回消して書き直しました )
最初オフセット位置を勘違いしてセンター位置の反対側にもマーキングしてしまいました。
( * オフセット値
4
mmは鏡面上では × √2(ルート2)で
5.6
mmとしました )
斜鏡だけを取り付け、
光軸調整用アイピース
を覗いて斜鏡の位置及び回転角を調整しました。
次に
レーザーコリメーター
を使った調整に入ったのですが
以前と違った方法で行いました。
以前の方法は
↓
2インチアダプタの上にR200SS用接眼部を乗っけてレーザーコリメータを使用。
やっかいなのはR200SSの接眼筒の中心軸となるよう、
コリメータを回転させてブレない所を探してテープで固定していました。
今回は買ってすぐしまってあったものを活用しました。
↓
撮影では使用することの無いVC200Lの接眼部です。
Vixen純正品でアダプタ無しで接眼部にネジ込むことができます。
これでこれまでやってなかった確認を行いました。
主鏡の無い筒底からレーザー光がオフセットマーク位置に当たっている事を確認。
光軸調整用アイピースでは不安だったオフセット位置を直接確認する事ができました。
午後5時半ころには主鏡も乾いたので、鏡筒の元の位置にはめ込みました。
続いて斜鏡の傾きを調整して、レーザー光がセンターマークの中心に来るようにします。
ところが、調整なしでバッチリ中心に。
( 喜ぶより、イヤな予感 )
続いて主鏡の光軸調整をおこなって、コリメータの中心に戻るようにするのですが・・
どこに行った? と思ったら、ばっちり中心に帰っているようです。
念のためコリメータを少し傾けてみると
↓
やはりレーザー照射用の穴に戻っていました。
このあと、コレクターPHの有無で光軸が変化するかの確認も行いました。
「直焦点対象確認アダプタ」を介して行ったため、レーザー光の位置は変わりましたが
コレクターがあってもなくても その位置は同じに見えました。
今回 光軸調整で使用したツール類です。
↓
午後6時前には光軸の調整・確認を終えました。
Ⅲ.星像による確認
光軸の確認はこれまで以上の精度でできたと思うのですが、
最終的には実際に撮影して見なければわかりません。
特にここまでの作業で大きな問題点が見つからなかったことも気がかりでした。
たまたまこの日(30日)の夜は上弦を過ぎた太い月が見えていたので、
VC200Lで撮影を行いました。
短時間で撤収したのですが、撤収間際にR200SSに載せ替えて試写を行いました。
( 画像クリックで反転画像を表示します )
急遽の撮影だったためピントが甘くなりました。(中央の星の光条の横線が太い)
ただ「イヤな予感」が当たったようで、まだ左側で星像が横長に見えます。
以前より改善されているのか、後日改めて確認したいと思います。
================================================
鏡洗浄から星像確認までほぼ半日で終えているのに、
関連ブログは2日がかりになってしまいしました。
今週後半には月の出も遅くなり、
R200SSとVC200Lどちらを使うか迷うところです。
雲上
(
くもがみ
)
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なっるほどッ!!
(
山口のじぃ
)
2017-10-08 18:33:15
勘コリメーターの山口のじぃで、ガス!テヘッ!
いっやぁ~!コマコレ装着しての光軸調整!?目からウロコで、ガス!
しっかし、私、そこまでの精度が要求されるよぉな撮影してませんが!
って、ホットッて下さいッ!ハハッハッハハハッハハ!!
横長星像!?雲上さんのことやから、既に原因の目星はついてるね!?
私の機材の場合、だいたい主鏡圧迫なんですが、R200SSの主鏡固定方法
知らないので、ニュートン鏡共通の原因なのか?R200SS固有の原因なのか?
はたまた、エッ!?そんなぁ?って、ところで原因と解決まで経過、興味あり!
ネタ切れ時にでも記事にしてもらうとうれしいで、ガス!テヘッ!
希望としては「エッ!?そんなぁ?」とゆぅ新たな事象がエェなぁ!?
はい、他人事で楽しむ悪い性格で、ガス!ハハッハはははハッハハは!!
返信する
これで改善しなければ・・
(
雲上(くもがみ)
)
2017-10-08 18:54:04
山口のじぃさま こんばんは。
主鏡圧迫が原因だったらよかったのですが、どうもそうではないみたいです。
今回一応主鏡がガタガタ動くくらいにゆるめてから適度に締め直しました。
それでも試写ではまだ星像が長め。
今後の検証でもやはり改善されていなかったら、その原因は・・
「メーカー製作時の機械加工精度不足」に決めています。(笑)
ところでアイリス星雲画像処理 どうなりました。
返信する
鏡筒の向きにより?
(
いっさ
)
2017-10-09 04:34:59
雲上さん おはようございます。また、お久ぶりです。
左隅の星が歪んでしまう問題ですが、VC200Lも固定ねじ締め付けが強く歪んが経験がありました。(現在は、解決しています)
主鏡圧迫が原因でないとすると、ドブソニアンで経験したのですが鏡筒(主鏡)の向いた高度により焦点位置が「ずれる」経験をしました。
ご参考になるかわかりませんが試す価値はあるかと思います。
返信する
ピントがずれるのではなく・・
(
雲上(くもがみ)
)
2017-10-09 08:37:55
いっささん おはようございます。
2年前に初めて鏡を外した時にすったもんだして、取り付け時に締め付け過ぎたか、
鏡を傾けて取り付けたかと思っていたのですが、そうでは無かったみたいです。
現象的には横構図で中央にピントを合わせると左側は横に、右側は縦に星像がゆがみます。
この事から斜鏡の横スパイダーが光軸に対してわずか傾いているのではと考えています。
または接眼筒が傾いているとか・・
製作時の問題となると光軸調整だけでは限界があるかもしれません。
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