ビートに乗る父ちゃんが思うに・・・

2005-11-03 11:36:39 | くるま
   

   統計によると、、、
   「かなりの確率で文化の日は晴れた」と、聞いたことがある。
   だから、この日は晴れを想定して計画を立ててきた。
   実際、今まで晴れたことが多い。
   よって、今朝は早起きして出かけようと思い、
   ゆうべは子供達と約束をして、早くに寝た。
   しかし、目が覚めると、なんと雨音。
   仕方が無い、はずれるのも、統計というものである。
   
   祭日も仕事であるため、どこかに連れて行くこともできない。
   ちょっとかわいそうであり、私自身もつまんない。
   仕事前に早起きして、ドライブでもしようと思っていたのである。
   朝焼けや、阿蘇の草原や、私が撮ってきた写真をみせて、
   「うわ~!」とは言っているが、
   やはり現場に行って、感動をして欲しいのである。
   ♪同じ花を見て、美しいと思った~♪
   あれである。
   同じ感動を共有したいのである。
   きれい~!すごい~!かわいい~!
   ストレートにそう思える素直な気持を持ってもらいたい。
       
       私の写真も、そのところを目指している。
       というか・・・
       難しい写真は撮れないのである。
       
       
   ということもあって、
   今朝は、このイチョウを見に行こうと思っていたのである。
   黄色くても、緑でもかまわないから、
   いっしょに行って、いっしょに見て、感動したり、落胆したり、
   先日、長女と出かけた阿蘇の雲海も、
   夜中から出かけて行ったが、残念ながら見れなかった。
   だが、娘の顔はニコニコしていた。
       
       あんまん食べたからだろうか?
       

   今までビートで行った場所や出来事は、
   子供の方が良く覚えている。
   「○○に行ったのは、何年生の時やった?」
   と、こっちは聞かなければいけないのに、
   子供の方は、即答で返ってくる。
   「暑かったな~!」「おもしろかったな~!」
   と、話も盛り上がるというものだ。
   ま~、私が死んでからも、子供達は・・・
   「父ちゃんとビートで○△□行ったな~」
   と、子供達の心の中で、ビートを運転する父ちゃんが残るのである。

   ちょうど20年前の、文化の日、
   家内(結婚前)を初めて、四国の実家に連れて行った。
   その一ヵ月後、父は癌で入院。
   結局、家内は私の父に会ったのは、一度きりとなった。