春の城攻め ③-19 大手門跡

2024-02-01 20:42:25 | 佐伯城



人が多く じっくり撮れない






外から見ると 強固な門櫓だ
柱 も太い
城内側に比べて 窓も広い
いい門だ

大きな石の 左右の土台
明らかに 補修している
門前のスロープの石畳
石材が 新しそう




門に向かって右手の石垣
ここは 古そうで 手が加わっていない

ここには
水堀があったらしい
残念なことに 埋められている
ということは
石垣は まだ埋まってるってことだ


掘り返したい


                   ヤバイ木      丸い角
                    ▽         ▽

右手の角は 本丸石垣と同じように

丸くなった角 だった
写真が無い





斜めから 撮ると 門前のアプローチの 傾斜がわかる
こういった 石畳が 佐伯城は 多かった

門を突破するのに 大きな丸太をぶつけて壊す
という方法を取った場合
平坦より 坂の方は 力が入らない?
扉も直角より 上にずれそうだし…



大手道に 戻って




小学校の塀だ  へぇ~




おや


  🐌
  ▽


こんな 👹瓦 なんですね

ちょっと気になる





城山は まだ満開前だったが

麓は 散り始めている


  


けっこう 瓦塀 好きです







藩校 の 門




移築されたのでしょうね
現在 小学校の校門として 現役のようです


大手前の通りに出ると 大手門があったようで
大手門跡の碑がありましたが
写真が無い



通りを 渡って 商店街に 行ってみました




アーケード街



きれいですが ほとんど 閉まってました
祭りだから?

いやいや だから 開けなきゃ~ と思いますが





こういうの見ると 城下町 感じます




何屋さんだったか…




佐伯は 魚がおいしいとこで
お寿司が 有名です
そして

ごまだし

名物です



これにて 昨春 攻めた 佐伯城 終わりです

思ったよりすばらしい 総石垣の山城で
感動しました

写真撮り損なった 三の丸櫓門 石畳
寄れなかった 歴史資料館

汲心亭でお茶も いただけますし
春先に 行こうかと…



春の城攻め ③-18 三の丸櫓門

2024-02-01 10:02:01 | 佐伯城


豊後 佐伯城

三之丸御殿前 櫓門






立派な門が残ってます 現存です





桜祭りの日で人が多く
カメラを下に向けづらい

こんくらいならば…




三之丸内側
桝形になってますが
櫓門の状態からすれば
ガッカリ レベル
コンクリ桝形

これは 御殿跡に 文化会館があった
その時に 整備したのだろう
大勢のお客様の足元が大事ということです

正面の石垣は 残っているだけに 残念
鏡石は なかったようです





こう撮れば なんとか…

って 街灯も どうしたものかな~





観光の目玉
市のシンボル

謳ってますが
ああ~勘違い
な 感じです
櫓自体の保全は疎かになってないといいのだが…
外観 見て ちょっと 心配
 





下の段の屋根がおもしろい




櫓内 公開なんて あるんだろうか?



△     
もう 元には戻せないし…




城内側の窓 小さい




大きくて頑丈そうな 梁

扉 こんなもんかな~


   


櫓台の造りも立派

なんですが 人が居るので撮れません
また 来ようかな…





門の外は

まっすぐ大手道





出店が並んでいる 先に

大手門があった




春の城攻め ③-17 捨曲輪

2024-01-31 20:31:31 | 佐伯城


豊後 佐伯城

冠水門
東虎口
搦手口





他の城には見られない 珍しい造りになっている
気になるのは
ちょっと どうなの? という所に木がある
石垣 崩れませんように…





冠水門跡の 石畳の坂
一番下はコンクリの段
興覚めはするが
ある意味
時代をはっきりさせる方が正解か?
違和感ある岩感よりも

ともかく これ以上崩れませんように


こちら側 から 城山を下りる道

独歩碑の道


その 道の 城側
この上は 本丸外曲輪になる



コンクリ基礎
石垣の補修というより
観光道の整備が目的だと思う






と思っていたが

全体と周辺を見ると
下にもまた同じような工法で補修されている
崩壊による補修工事がされたのかも

その間には 草が生えている個所は
手つかずのようになっている

そこの写真が無い…また外してる





ここから 上側 工事している
崩壊 もしくは 崩壊の恐れがあった
のかもしれません

それでも うまく積んでますね



つづら折れを 一回 折れますと
道の外側に 広場があります

捨曲輪

これもまた 他の城では 見ないですね
本丸曲輪が 狭いので
その下に 防御のために 設けたものでしょうね
有事の際に 兵や 馬 武器弾薬置き場とする
思惑だったのではないでしょうか

出曲輪 までもない 捨曲輪

と 考えます
財政的にも 戦乱も収まりつつあれば
と なっちゃったのかもですね
なにせ 天守も完成後 間もなく焼失したが
再建せずに 麓の三の丸御殿に 下りてきてますから



さて つづら折れを もう一回 折れ
もうちょっと 下りますと




道沿いの法面
石垣 みたいに 見えますが
岩盤ですね





この辺の 石も切って 上に持って上がったのでしょう




定期的に下刈りされてるのでしょう
歩いていて 鬱陶しくはありません
ありがたいです
夏場はどうかわかりませんが




脆くて崩れる
よくある裏山に見る地質ですね




昔は 海底だった
火成岩ではなく 堆積岩ですね




八幡山 144m 隆起


三又の 登城口まで 下りてきました

三の丸 山の手の 桜




この道の右手は 三の丸です




白漆喰の 櫓のトイレを 右に曲がると

三の丸 門櫓です




佐伯城 唯一の 現存門

どれどれ






春の城攻め ③-16 丸い角

2024-01-31 11:31:31 | 佐伯城


豊後 佐伯城


二の丸続櫓跡
石積みの土台
変な手が加わっておらず
いい具合の佇まい

先が見えない 折れている


石畳も詰まっている


西側の土台



いい石を使っていて 隙間も小さく
丁寧に積まれている

だいたい門の外側
敵に向いては こうである

  
東側

△                       
ここまで大きくなるまで…                    


通路側




かなり 詰まっている

打込み接ぎ に 近い

と言っていいのではないかと思う




二の丸側に近い方は ちょっと粗い

野面積み

なってしまってる…






さて

本丸外曲輪 冠水門まで戻ることに






二の丸から 本丸 本丸外曲輪




なかなかに 立派ではないか!






本丸石垣 南面

高石垣ではないが そこそこ高い






積み方も きちんと 丁寧だ


    いいね~
    ▽


除草もされていて 面が なめらか



△   
微妙に カーブしている

本丸曲輪は 変形5角形になってて
ここの角は 尖っていない


さらに




東面 南の角

上の 反り具合が すごい






しかもその 角は 丸い







なんなだこれは!


沖縄の方の グスク的な石積み

まさか 向こうの 石工さんが 居たのか⁉




最初 神社に造られた石段に気を取られて
気づかなかったのだが
ひと回りしてきて 驚いた


オーバーハングの角

丸い角


いいものが見れた

来て見て 良かった






石段は 時代の流れで 致し方ないとして
貴重な城址
保存努力を続けてもらいたいものだ






春の城攻め ③-15 西の丸

2024-01-30 20:30:30 | 佐伯城



豊後 佐伯城



本丸から廊下橋 渡って 二の丸

二の丸続櫓 虎口を通って 西の丸


山城 西の端です



△                      

広くなっている 端の手前に 石段がありました




けっこう 立派な石段です


西の丸 大門跡



ここは 登城の道 と つながっているようで
藩政時代からの 道です
行かなかったので 行けたのかどうか不明です
再訪あらば
北側園路と このルート行ってみたいです


          二の丸虎口      大門跡  
         ▽         ▽

大門跡から 端の方に 礎石が残っています

古図には 何も建物はないのですが…


さらに 端側に



狼煙台

と思ったのですが
戦時中の 高射砲の設置跡でした
B29 グラマンが 飛んで来たんだよな~

となると 礎石は 戦争遺跡でしょうか
はっきりしたことは わかりません



そして 西の端



二重櫓台跡

これも コンパクト



こういう標記はありがたい




西の端の角

400年もの






西の丸からの眺望

説明パネル 撮ってなかった



桜は撮った





番匠川 は 今でも橋の数が少ない
渡るのに ずーっと廻らなければならない
往時は 渡し舟 だったのだろうし
海からの船も かなり上まで
上がってきてたのではないだろうか