
枇杷の花が咲くころ、毎年郊外のある名刹を訪ねます。
ここには高さ6メートルほどもある枇杷の木があります。
ところが下枝が切られて花を接写できないので
枇杷の花は若木の方が撮りやすいとこの寺にくると
いつも思います。
枇杷の花は硬い何枚もの葉に守られて咲くので下からは
目立たないですが、この時期には数少ない花のひとつです。

この寺にはカヤとイチョウの大木があり、市の名木指定に
なっています。
名木指定の看板の文字が読めないほど板が古くなっていました。
今年のイチョウの黄葉は例年よりかなり遅れましたが、
この寺のイチョウはやっと黄葉していました。
山門からイチョウを見たら、西日を浴びて輝いていました。