
散歩中に300坪以上ある広い庭の端で美しく色づいたクチナシ
(梔子)の実を見つけました。
50個以上の小さな橙色の実が西日に当たって輝いていました。
先日県営住宅跡地の日陰にある1個だけのクチナシの実を撮った
ばかりですが、これだけまとまったクチナシの実を見るのは
はじめてでした。
昔は栗キントンとかタクアンの染料に使われたようですが、
このお宅では冬の風物詩になっているようです。

クチナシは庭木としてよく植えられていますが、最近は
八重咲きのクチナシが主流になり、実の成る一重咲きの
クチナシは少なくなりました。
我が家でも昔一重咲きのクチナシがありましたが、葉が青虫に
食われて穴だらけになるのを嫌って抜いてしまった苦い思い出
があります。