ぶな太の四季折々

身近な四季の花をカメラで追って

色づいたカリンから遠い思い出を辿って

2011年12月21日 | 日記
散歩コースの広い敷地のお宅は、昔からの農家でないことは
建物や庭の植木からうかがい知ることができました。
道路から20メートル離れた畑の中に黄色いカリン(花梨)の実が
成っていました。
コンデジではきびしい距離ですが、光学14倍ズームの威力で
カリンの実を引き寄せて撮ることができました。

子どものころ家にあったカリンの古木を思い出します。
このカリンは木が2つにバランスよく割れていて、高さ6,7メートル
はあったはずです。
カリンの実の入ったカリン風呂の記憶がよみがえってきました。
カリンの香りは思い出せません。

その後大きな台風が来て、つがいになっていたカリンの一方が
倒れてしまい、残ったもう一方も危ないからと切ってしまいました。
その台風はキャサリン台風という名前で覚えていますが、
カスリーン台風と呼ぶのが一般的のようです。
昭和22年9月の災害史に残る台風で、利根川が氾濫したことで
知られます。
あのカリンは名木に値するのではと今でも思っています。

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トチノキの白い花を探して

以前からブナとトチノキの愛好者です。 出身が栃木県であることもありますが、20数年前に パリに社員旅行したとき、エッフェル塔より車窓から見た 街路樹の白い花が印象に残りました。