原田マハさんの小説「美しき愚かものたちのタブロー」は、『国立西洋美術館』の誕生秘話を描いた史実に基づくフィクションです。
タブローとは絵画のことで、古典的な絵画に対して、前衛のゴッホやモネなど印象派の名品は、最初、「タブローのなんたるかを知らぬ愚かものたちの落書き」と言われていたそうです。
そして、日本に西洋美術館を創るという夢を実現するために、絵を一心に買い集めた松方幸次郎をはじめ、その志を引き継いで松方コレクションを守り抜いた美しき愚かものたちに感動しました。
面白いのに時間がかかってしまいましたが、久々に国立西洋美術館に行きたくなりました。美しき愚かものたちのタブローに会いに😊
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