「食っちゃ寝て書いて」に続いて、小野寺史宜さんの文庫本、読みました。
子ども食堂が舞台の「とにもかくにもごはん」です。
今回も面白い構成でした。
夫の死をきっかけに、子ども食堂を始めた波子。
子ども食堂の営業時間は、午後5時~8時。
準備中の午後4時から終了時間までを30分ずつ(時には5分)10コに分けて、始めと終わりは波子さん、あと8つはボランティアスタッフや利用者の子供たちや保護者などが、かわるがわる主人公になって、子ども食堂の様子や自分のかかえる悩みなどを語ります。
9人9色の老若男女の気持ちがそれぞれの言葉で丁寧に描かれ、まるで実在する9人が語っているような錯覚しちゃいました。さすが人を書く名人です😄
この日は、子ども食堂を始めて5回目。
ほっこり優しい子ども食堂は、変わらずに続いていきそうです。
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