香彩日記

一筆入魂!今の思いを『書』に込めて。

その扉をたたく音~最近読んだ小説から

2023年12月06日 07時55分08秒 | 本(紹介・レビュー感想)
     

瀬尾まいこさんの小説「その扉(とびら)をたたく音」、面白かったです。

     

ミュージシャンの夢を人前で語れなくなった29歳宮路は、親からの仕送りで仕事も何もせずに暮らしていましたが、老人ホームの介護士でサックスを奏でる渡部君や入居者の「じいさん」「ばあさん」と関わり、ようやく動き出すまでのお話。
渡部君とホームで演奏する曲の中に、タイムリーな笠置シヅ子の「東京ブギウギ」も出て来て、宮路はどんなふうに歌ったのか聞きたくなりました。
「ぼんくら」だけど善良な宮路、どんな人生を歩んでいくのかな。

 
 

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