アイメイト

2005年12月08日 | diary
ある駅のホームで時々盲導犬をみかける。
今日は乗り込む車両が同じになった。
連れているのは、軽快な服装をした中年の女性だった。
盲導犬がどういうふうにリードをするのか見つめていると、それは特別なことでもなく当たり前のように仕事をしている。
女性もすべてを犬に託して、足取りに迷いは無い。
人生の大事なパートナーなのだろう。
シートに座った女性の足元に入り込み、伏せのポーズをとり身動きをすることなくじっとしていた。

 以前、盲導犬のドキュメンタリーを観た事があるが、一般の飼い犬より寿命が短いらしい。
仕事中は常に緊張感にさらされ、脚にも無理が来て歩けなくなるそうだ。
 わたしはこういう従順で健気な動物を見るのが何より弱い。
滅多なことでは泣かないわたしだが、気がつくと何故かうるうるしてしまう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする