陶芸 再開？

　我が家で一緒に陶芸をしていた友人が、再び来る事になった。
今日お土産に花の鉢を抱えてやって来た。
陶芸教室で知り合い、１０数年は経っていた。
しかし２年前に、お互いに様々な問題を抱えしばらく陶芸を休む事にしたのだ。
会うことはあっても、また始めようとどちらも言い出さなかった。

我が家のガレージや裏の軒下には、発泡スチロールに入った２人分の素焼きの作品が所狭しと並んでいる。
夫からは邪魔者扱いされるし、、、、でも確かに邪魔だ。
箱の封も切っていない粘土もあり、密閉容器の中には使いかけの粘土と釉薬が。
蓋を開けると黴やバクテリアが大繁殖。
このバクテリアが粘土や釉薬の質を更に高めるというが、気味の悪い色に変わっている。

本当のところ、わたしはもう陶芸への興味は下がり気味。
気の多いわたしは、次の対象に既に興味が移っている。
粘土を練ると華奢な（冷笑）わたしの肩や腕は痛くなるし、電気窯も轆轤ももてあまし気味なのだ。
しかし、再開を約束してしまった。
友人はやる気まんまん。
さて、どうしよう。

もうわたしはあまりやる気が無いのだ…とは言えなかった。
仕方がない、もう少しがんばってみるか。
トホホ