脂肪吸引?

2006年10月25日 | diary
 昨日とはうって変わり、朝から気持ちの良い青空。
友人との約束を楽しみにしていたら、彼女の義理のお兄さんと妹さんが、何と茨城の同じ病院に時間差で入院したらしい。
急遽出かけることになったというので、今日の予定は無しになった。

時間が空いたので、駅向こうのtsutayaへ行き、帰りに駅のエレベーターに乗ると、老婦人と一緒になった。
わたしにはバリアが無いらしく、すぐ他人に話しかけられる。
今回も、不吉な予感がした。
老婦人は誰かに話しかけたいオーラが出まくり。
案の定、わたしに話しかけてきた。

老婦人 「わたしね、携帯電話を持っているけれどほとんど使わないの」
わたし 「はぁ~」
エレベーターが1階につき、どうやら目指す方向はわたしと同じらしい。
運の悪いことに、信号は赤に変わったばかり。

「奥さん、わたしいくつに見えますか?」
わたしはこういうときはうんと若めに答えることに…。
母より老けて見えたが
「80才くらいですか?」
「あ~~ら、わたし90なの」
オーバーに驚いてみる
「あら、お若く見えますね。90なんてとてもみえませんわ。ホホホ」
「90なのよ。それにね若いときにずっと働いていたから、年金を沢山もらっているのよ」
「まぁ、羨ましい」
「掃除の要らないエアコンもこのあいだ買ったのよ。自分の年金は自分の為に使おうと思ってね。息子や孫が当てにするしね」
「それがよろしいですよ」
「最近体重が増えたら膝が痛くなってね、その時に体重を減らさないと駄目だって言われたの。だから年金でお腹の脂肪をとったの。ほらお腹ペチャンコでしょ。10キロ近くとったのよ」

心の中で 「ヒェ~~ッ!!このおばあさん脂肪吸引でもしたのかしら?」
「脂肪吸引をなさったのですか」
「違うわよ。脂肪をこんな風に掻き出してもらったのよ」

その老婦人のあまりにリアルな掻き出す手つきに、わたしはゾーッ。
わたしは、90だという老婦人のしわくちゃの顔を思いっきりみつめながら、脂肪が無くなり弛みきったお腹の皮を想像をしてしまった。

何だか急に疲れた。

世の中にはいろいろな人も、そして価値観も様々ってこと。


 
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My Jazz Life ♪♪~~

2006年10月25日 | jazz
 雨降りも今日で3日目。
昨夜も、そして今朝も雨が激しく風も強い。
 
今日はレッスンの日だったから、長傘を差して出かけると電車が都内に入ると雨が止んでいた。
しかし、風が強く歩いていると、スカートが巻き上げられそうで前を押さえたり、後ろを押さえたり…。忙しい。
いくらオバサンとはいえ、裾が乱れるのはちと恥ずかしい。

レッスンでは曲があがるときに、MDに録音をしていただくのだけれど、今日もそれを先生と聴く時のはずかしさったら。
緊張をしているせいか、何だか弾き方も固いし、ジャズだからノリや色っぽい要素も必要なのだけれど、まるで無し。
その分わたしが色っぽいのだけれど…でもないか(失笑)

今日は先生とみっちり、その辺りについて相談に乗っていただいた。
100回ひとりで弾くより、1回のセッションが大事だと言われた。
ドラムとベースにあわせ、その中から効果的な弾き方が体得できるようになると言う。
セッションは月に1回あるのだけれど、なかなか参加しずらい(だって若い人ばかり)
どうも気後れをしてしまう。
これからは参加しようと思っているけれど。

しかし、面白いことにジャズを始めてから、会える筈の無い人と知り合いそこから交際が始まったり、思いも寄らなかった人の世界を知る事になったり、本当にそういう意味では世界が広がった。

多分、電車に乗れなくなるまで、このレッスンを続けているかもしれない。

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