GWに 山梨へ

2008年05月09日 | おでかけ
GWの後半に、山梨の某温泉に出かけた。

連休に家でごろごろ…なんてことは間違っても出来ない貧乏性。
家でやらねばならぬことは多々あるけれど。
家にいるとかえって疲れてしまいそうな気がして、連休直前にnetであちこち温泉探し。
そして、何とか予約が取れたのが山梨という訳。

5日は、予報通り雨がポツポツと降り出した。
こういうときは屋内施設に限るので、以前から行ってみたいと思っていた山中湖畔にある「三島由紀夫文学館」へ。


          


          


文学館は、思いのほかこじんまりとしていた。
しかし、一度に島の生涯やその多くの作品を知るには、格好の場所かもしれない。

『映画・演劇資料収蔵展』を特別展として、映画・演劇ポスター・初演舞台写真・初演プログラム等が展示されていた。
遥か昔に観たことのある「黒蜥蜴」のパンフ類は懐かしかった。
そして、今まで「獣の戯れ」を「けもののたわむれ」と思っていたら、「けだもの」とルビがふってあった。
確かに、読み方ひとつでも何となくニュアンスが違ってくる。


           


周囲では、八重桜や枝垂桜が満開だった。
春は、まだ停滞中。


翌日は、快晴になった。
GWの最後の日だけれど、思ったより人出も少なく、車の渋滞とは無縁だった。


           

山梨と言えば葡萄、そしてワインの宝庫。
ワイナリーの葡萄畑では、小さな葡萄が生育中。


そして富士五胡を巡り富士の風穴、氷穴に行けば、外の暑さとは違い穴の中は氷点下の寒さ。


           


最近、TVなどで盛んに取り上げられている、青木ケ原樹海に向かった。

様々な人間のドラマを飲み込んでいるとは到底思えない、樹海の新緑は瑞々しかった。
樹海の中に遊歩道があるけれど、溶岩の岩盤がむき出しになって、遊歩道とはいえ非常に歩きにくい。

           


死に場所を求めてここにやってくる人は、奥深い森の彼方しか見ているのではないかと思う。
頭を上げて目前の堂々として雄大な富士山を眺めたら
死へのベクトルが少しばかり変わっていくような気がするのだけれど…


          


    富士山は、大きく美しかった!
コメント
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