東北旅行  宮城から山形へ

2008年09月28日 | おでかけ
9月も終盤へと近づき、何とはなしに秋めいてきたところで
やっと、我が家も夏休み。

今年は、遊び過ぎかしらと思ったけれど
夏の疲れも溜まり始め、「ふぁ~極楽、極楽」と言いながら温泉で手足を伸ばしたいと出かけました。

土曜日も仕事だった夫の帰宅を待ち、そして車で出発。
20日から23日までの温泉三昧。

行き先は東北、宮城から山形へ
そして温泉は鳴子温泉と蔵王温泉。

最初に仙台から松島へ行く予定だったけれど、生憎の雨模様。
仙台、松島も既に行ったことがあるし、天候が悪いので松島行きはあきらめ
計画のひとつ、仙台の有名な牛タンを食べることにした。


               


検索しておいた、牛タンの美味しい店ランキング一位の「利休」へ。
私は焼肉屋さんの薄い牛タンしか知らず、仙台の牛タンは厚切りとは聞いていたけれど確かに厚切り。
肉質は非常に柔らかく、味付けもちょうどよかった。
お肉の横にのっている南蛮味噌をつけて食べるのだ。
付けあわせが、キャベツと胡瓜の漬物というのも面白い。
牛タン定食は麦ご飯。
タンシチュウもテールスープも美味しかった。

               

                  瑞鳳殿


伊達政宗が眠る霊屋の「瑞鳳殿」へ。
20年前に再建された時、墓所に眠る正宗公の遺骸から生前の姿を復元した記録が資料館にあった。
あの有名な馬上の像や、TVドラマのイメージから大柄な人を想像していたけれど、実際の伊達政宗は身長が160センチも無い、小柄な人だったらしい。因みに血液型はB型だそうな。
顔は貴族顔というから、鼻筋の通った品の良い顔立ちだったらしい。


               




鳴子温泉にくるのは2度目。
鳴子温泉も蔵王温泉も、空気に触れると白濁する熱めの温泉。
私は擦り傷があったので、温泉に漬かると傷が沁みること沁みること(苦笑)
しかし、温泉の成分のせいなのか、翌日にはすっかり傷も気にならなくなっていた。




     鳥兜山頂から

                            

     そば街道の 板そば

 一人前かと思ったら、一般的な量の二人分が入っているらしい
 




東北地方を走っていると、本当に温泉が多いのに気づかされる。

栗駒高原に鬼首(おにこうべ)という場所があるけれど、何だか横溝正史の小説にでも出てきそうな名前。



        遊歩道


ここには、間欠泉があり「吹き上げ地獄遊歩道」(すごいネーミング!)を歩いていると、あちこちから間欠泉が吹き上がるのだ。
蒸気と熱湯が急に吹き出し、遊歩道を通れなくしてしまう。
岩の間や川底から湯が湧き出し、卵やその辺りに落ちている栗を茹でる為のザルまで親切においてあった。




                       

                 約20分ごとに15メートルの高さまで熱湯を吹き上げる







       混浴露天風呂


宮城蔵王は初めて。
スキーリフトに乗り頂上のお釜へ行くのだけれど、これが寒い、寒い!
あまりの寒さで、死ぬかと思った。
何故、あれほど樹氷が出来るのか考えれば、今の季節だって寒くて当然かもしれないけれど…しかし、寒かった。
麓で休んでいると、車のナンバーを見て、かつて埼玉県の三郷に住んでいたという地元のおじさまが話しかけてきた。
今日は雲が厚いから御釜はみえないかもと言われたけれど
行ってみればその説の通り、お釜どころか何も見えず、ただただ深い霧と強風があるだけ
おまけに、日本海の水分を含んだ風のおかげで、雫まで垂れるびしょびしょの洗い髪になった。




   風が1年中強いので、山頂の針葉樹はほとんどの枝が一方に向いている     


こうして、のんびり旅に出ると、毎回寄ってみるのが地元に1軒しかなさそうな、だからこそどこも大きなスーパーマーケット。

そこに寄って、お土産より、地元にしかない地方限定の珍しいものを見つけるのが楽しいのだ。
今回は家の付近では見かけない、山形の豆板醤のサラダドレッシングとか、地元の山海の乾物や、ゆず風味の手巻き寿司用の焼き海苔など。
地域性があるのか、有名なメーカーの商品でも、見たことの無い商品が結構ある。
勿論、道の駅も外せない。

そんなこんなで、家に付く頃には、車のトランクがぎゅうぎゅう唸っていた。

今回の夏休みはこれにて。
コメント (2)
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