FLY ME TO THE MOON ~♪

2009年05月21日 | jazz
ドタキャンをされて、一日フルに空いてしまった。
ならば、今日はたっぷりレッスンしまくるぞ!なんて殊勝に思ったけれど
今日も暑くて体がダルイ。

今週のレッスンで、「酒バラ」を弾いたらエライことになって、またガックリ。
つまり、耳コピしたり、書き留めておいたフレーズをアドリブに入れたのは良いけれど、弾き出したらすっかり忘れ頭が真っ白に。
アレレあそこのフレーズ何だっけ? 
なんて考え出したら先生のベースは先に進み、そこで更に焦りまくる。
焦りだしたら、余計に混乱してもうOUT!

先生には、詰め込みすぎと言われ
本当の意味でのアドリブができなければ、とつくづく思った。
しかし、家だとリラックスしているせいか、出来具合の良し悪しは二の次にして、いちおうアドリブらしきものはできるのに…。
ジャズを演奏するときは、気持ちの余裕や、心理的な作用がすごく関係すると思う。
小心者には、ちとキツイ。

そして「fly me to the moon」 
先生に指摘されたことは、曲をどんなイメージにしたいのか自分なりのイメージを作ること。
ボサノバで弾くので、まったりさせるのか、リズムミックにするか、そして歌詞がついていたらそこからもイメージを。
今回も、テーマをフェイクするときや、アドリブするときのヒントを沢山先生に戴いた。
これからも、どんどん訊いていこう。
しかし、教えた割にはまるで反映していない、と思われるのは間違いない(笑)


「fly me to the moon」を聴くと、ある映画のラストシーンを必ず思い出す。
確か、クリント・イーストウッドが監督主演をした、老人たちが宇宙飛行士になる映画だった。
いまいちストーリーは覚えていないけれど、ラストシーンで老飛行士が月に突っ込んで行った時に、シナトラが歌うこの「fly me」が唐突に流れ、その画面と曲がマッチしてとても印象的だった。


そんなことを思っていたら、映画館のポイントが溜まっていたことを思い出し、
ポイントを失効してはと
夕方になってから、イーストウッド主演の「グラン・トリノ」を観に行く。
あまり期待はしていなかったけれど、やはりストーリーは予定調和で終盤へ。

しかし、こちらは予定に無かったはずなのに、ついウルウル。

ピアノ同様、しっかり詰め込んだ一日だった。
コメント
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