いつかは老人に

お盆休暇もそろそろ終わり。
我が家は、子供はお遊びの為に先月に帰省したばかりだし、夫は９月に夏休みをとるというのでカレンダー通りだった。
しかし、スーパーマーケットの広い駐車場に入ると、さすが１０００円効果か遠い地名のナンバープレートが目立った。

とはいえ、夫の実家に出かけた。
義父は、秋に七回忌を迎える。

しかし、義母がほとんど寝たきり状態になり、どうしたものかと皆は頭を抱えている。
結局、転倒したことが原因なのだ。
その骨折も完治し、あとは気長にリハビリをと医師は言っているようだが。
トイレくらいは、ひとりで行くのが理想だけれど、義母は寝ているのが一番楽だと、いつもベッドの上で横になっている。
トイレに行くのも、義姉の介助が必要になっている。
ちゃんとリハビリをすればある程度の機能は快復するのに…と思う。
父の入院時に、いつ行っても病室前のホールで、一生懸命に歩行器で歩く練習をしている老婦人を思い出した。

自分に置き換えると、将来は面倒を看てもらえる見込みも無く（苦笑）
今よりもっと足腰を鍛えねばと、更に確信したのだった。

結局、クォリティオブライフと言われる人生や生活の質を、自分がどの程度求めるのに尽きるのだろう。

しかし、自分が老人になるなんて。
実際に、皆もれなく老人になるのだけれど。
最近は日々の経つのが早すぎて、因って老けるのも早そうで怖い！

同じデイサービスに行きましょうね……なんて冗談とはいえ、最近は友人達との会話でそんな台詞が出てしまうのもナンダカな。