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近くにお地蔵様の祠がふたつある。☆
ひとつは子育て地蔵、もうひとつは塩地蔵と呼ばれ
ビルと住宅に囲まれた大木の下で、塩まみれになっているお地蔵様だ。
回覧板で、この塩地蔵の祭礼と、地獄極楽を描いた15幅の掛け軸も披露されることを知り、夜になってから犬の散歩がてら出かけた。
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お地蔵様は、中仙道から入った路地に祀られている。
塩地蔵について伝えられていることは、浪人の父親が大宮宿で発病をし、その娘の枕元に地蔵尊が立ったという話。
地蔵尊は娘に父親の病気快癒の為には、塩断ちをするようにと告げた。
そして塩断ちが功を奏して父親は快復し、娘が近くにあったお地蔵様に感謝と共に塩を供えた。
それ以降、このお地蔵様に祈り、その願いが聞き届けられた時には、塩を供える慣わしになったらしい。
ここの塩を塗ると、イボがとれるというのも地元では有名な話。
私が小学生の頃は、手にイボのある男子なんて珍しくなかった。
今もプールで水イボがうつるのは有名だが、当時もイボは接触でうつるとされていた。
だから男子は嫌がらせで「僕のイボうつしてやる!」とイボのできた手を振りかざしていたが…。
怖っ!
ある日、隣のイボだらけの男子の手が、偶然私の手に触れた。
そして、気が付くと私の手にひとつイボが!!
これホントの話。
母に塩地蔵の塩を貰ってきて手に付けなさいと言われ、早速塩を擦り込むとアララ~~
イボが消えていたのです。
イボコロリじゃなくても(笑)
そして、早速塩とお米を持ち、御礼参りに出かけたのは言うまでもありません。
しかし、今回の御参りで久しぶりに御目文字したお地蔵様の姿を拝むと
アラララ、おNEWなお地蔵様に変わっていた。
世話役の方に伺うと、7年前に新しいお地蔵様を建立したとか。
大量の古い塩でがちがちに固まった昔のお地蔵様の方が、やはりご利益はありそうな気がした。
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御詠歌を歌うオバ様方