とうとう、12月。
今年もラストスパートの時がきてしまった。
11月中に,なんとか喪中葉書も出すことが出来てホッとしたのも束の間、我が家にも年賀欠礼の葉書が次々と届くようになった。
つい亡くなられた方の年齢をみてしまうと、やはりまだまだ若い働き盛りの方が多いのだ。
私は葉書には、あえて年齢は入れなかった。
長生きの姑と、死ぬには早すぎる姉の年齢が対照的過ぎて…
しばらく会う機会の無かった友人達から「葉書を見て驚いてしまって…」と、丁寧な電話が入る。
久しぶりに懐かしい声を聞けば、嬉しいやら、恐縮するやら…。
そして話しながら互いに様々な感情がない交ぜになり、電話の向こうで逆に泣かれてしまうと、私もまた新たに悲しくなる。