よく生きる事は難しい

2006年06月15日 | diary
 最近はコマメに忙しい。
何が、と言われると困ってしまうのだが、やらねばならないことが山積。
夫にはあきれられ、君はいろいろな事をしているけれど、現実逃避をしているようにしかみえない、などと言われてしまう。
現実逃避の何処が悪い!などと言い返してみるのだが。

確かに忙しくしていると、ろくなことを考えなくて済む。
こんな気持ちは、ストレスを感じない夫には分かるまいと思った。
夫も姉も、ストレスを上手く回避している。
そこがわたしには羨ましくて仕方が無い。
これも性格なのだろうが、夫や姉がストレスを抱えてドツボにはまり悩んでいる姿はみたことがない。
わたしはすぐはまる。


今日、姉が両親を連れて、伊豆に出かけた。
従姉妹が伊豆高原に越して、ついでに新居にも寄って来るという。
「これが温泉に行く最後かも」いつものごとく、そういい残して出かけた。
もう何度、そういう台詞を繰り返した事だろう。

今夜はわたしひとり。
いつかはこういう、ひとりの日が来るのだ。(わたしとは限らないが)

しかし、たまのひとりは快適。

そう思っていると、4月の末に故郷の徳島にマンションを買い、家族から離れ一人で移住をしたおじさまを思い出し、電話を入れてみた。
すると、なんとこちらに今帰っているという。

人は年を重ねると、生まれた土地へ戻りたいものなのだろうか。
そして彼は典型的なホテル家族らしい。 だから余計そうなのだろうか。
電話では元気そうだったけれど、その30分後に即(笑)頂いたメールでは、「しかし安住の地、目指した生活ではない。やはり彷徨える年老いた人としか見えないだろう。なにかしっくりしない」そんな弱気な発言も。

また、わたしは考えてしまった。
よく生きることは難しいのだ。    はぁ~~。
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今頃、花粉症?

2006年06月07日 | diary
昨夜から花粉症のような症状が。
鼻がムズムズ。
くしゃみが連発、すると鼻水も。
ああ、辛い。
わたしは花粉症もないし、こんな症状は初めてなのだ。
初めて花粉症の人の辛さがよく分かった。
昨日は耳鼻科へ行き喉アレルギーも大分よくなり、薬も変わったというのに。

そして、今日はピアノの調律の人がみえた。
挨拶をしながら、顔を見れば顔がまだらに紅い。
「わかります?」
「イエ、全然。顔が紅いのなんてわかりません」というのも嘘っぽい。

「アトピーのようにみえるけれど。痒いんですか」と聞くと
「2,3日前からひどいんですよ」

わたしと同じ頃からだ。
今頃何のアレルゲンなのだろう。
今も鼻がムズムズ。

薬を飲んだので変に眠く、それも辛い。
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銀座でお買い物

2006年06月06日 | おでかけ
レッスンの帰り、銀座まで出た。
久しぶりの銀座。
わたしは未だにしつこく靴を捜している。

先週は新宿のデパートでSサイズバーゲンをやっていた。
わざわざ足を延ばしたのだけれど、気に入った靴は全然無かった。
おばさんぽい(笑)のばかり。
これからの季節に履くちゃんとしたお洒落な靴が無いのだ。
(別にちゃんとしたところなんかに行く予定はないけれど、気分の問題)
この季節、気に入って履いているのは、一昨年に買った物。
さすがお疲れ気味で先っぽの革が剥けて情けない。

やはり、銀座のWはSサイズが豊富だった。
21.5、どれを買おうか選び放題。
地元の店舗が無くなってから本当に不便になった。
先日も、母に下駄箱(下駄なんか無い)に何足も靴が入っているのに、まだ買う気なのかと嫌味を言われ、ついでに蛸よばわりまでされた。
そんな母だって、似たようなデザインの靴がごろごろ下駄箱を占有している。

ついでに画材屋さんの月光荘に寄って、昔から変わらないあのスケッチブックをいくつか買おうと思った。
しかし、山野楽器で楽譜も買いたいし、最近はあちこち行く体力が無いのでまた今度ということであきらめることに。
月光荘のスケッチブックを見ると、何か懐かしくて優しい気持ちになるから不思議。

そして何故か、交差点の中で、男性が声を掛けてきた。
わたしは道を尋ねられるのかと思った。
(ナンパされるのかとは思わない。冷笑)
ところが株がどうの元本がどうのと言っている。
何もこんな交差点内で声を掛けなくてもよいのにと思ったけれど、営業成績が伸び悩み、つい声を掛けてしまったのだろうか?
夫に、わたしってお金がありそうな銀座マダムにみえたのかしらと言ったら、だませそうなおばさんに見えたんじゃないかと言われた。
おいおい。
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気を吸われる

2006年06月05日 | diary
 先日、父が姪に落語へ連れて行って貰った。
そのお礼を兼ねて姉に電話を入れた。
「あれから、何だかどっと疲れたみたいで帰ってくるとすぐ寝ちゃったのよ。おじいちゃんに気を吸われたって…」

気を吸われた……?

何年か前に、年上だった人の一言をよく覚えている。
「ricoさんね。なるべくこれからは自分より年下の人と付き合ったほうがいいわよ。そして相手の若さを吸い取るのよ。アラッ、そんなこと言っているけれど、私って貴女より随分年上だわ」
 その当時はわたしはまだバリバリ若かったし、その意味が分からなかった。

しかし最近、友人同士の会話の中でその話題が出るようになった。
「うちのおばあちゃんに気を吸われてね」

我が家には正真正銘(?!)の老人がふたりいるが、そのふたりがどんどん元気になっている。
(元気といっても、以前に比べたらの話だが)
わたしの苦手な草むしりもふたりでせっせとするし、今は車で送らなくてもかかりつけの医院まで歩いていく。

反面、わたしは心身共に元気とは言いがたく、具合が良い日の方が珍しい。
カラ元気のみ。
友人にその事を言うと
「貴女ご両親に気を吸われているのよ」
エエッ!
「ほら、若い人といるとエネルギーや元気を貰うって言うじゃない。貴女のエネルギーを吸われているのよ」
そ~~んな。

そういえば、美容師さんたちがボランティアで老人ホームなどに出かけるときには、喝!(とはいわなかったが)を入れてから行くようにしているとか。

我が家には、若い人がいないから、中々チャージもできない。
確かにわたしも若い人や、エネルギッシュな方と会うと元気を頂く。
しかし、若い方ばかりでなく、見渡せば元気なお年寄りも沢山いらっしゃるのだ。
70半ばで再婚なさった方も(すご~い)

わたしも吸われるばかりでなく、今度は吸ってやろうという気概で。

吸われてなるものか。
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美術館へ

2006年06月03日 | art
 美術館友達と都美館の「プラド美術館展」へ行った。
土曜日だから、混むのではと懸念していたけれど案外空いていた。

しかし、美術館の入館料って高いと思う。
ついこの間まで一般が1200円だったのが、気が付けば今は1500円。
保険料なども高額なのだとは思うけれど。
 映画だって1800円。
日本は他国に比べて高いらしい。

先日、年をとる先に何か良い事なんてあるのかと書いたが、、、あった。
65歳以上になると料金が安くなる事(笑)
半額近くになるらしい。

美術館展はいつも美術館の名前ばかりが先行し、それほどの作品が来ないのであまり行かない。
今回も観た後の充実感が無かった。
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