シンプルライフ・・・憧れです

2006年11月11日 | diary
今年の秋は暖かい。
炬燵好きのわたしが、未だに炬燵を出していない。
例年だったら、10月の下旬には既に足を突っ込んでいる状態。
今日も日中に庭に出て、休みの夫と庭の手入れをしていたら汗ばむほどだった。

ガレージには父が捨てないでとっておいた、空き箱やどうみてもガラクタ、犬の要らなくなった道具がワンサカ溜まっていた。

若い頃の父は、なんでもかんでも捨ててしまう人だった。
学校のお知らせのプリントをその辺に置きっぱなしにすると、父は目を通さないで捨ててしまう。
小学生のわたしは、泣く泣く懐中電灯を点けて裏のゴミ箱にさがしに行く。

今ではそんな若いときの事が嘘のように、父は捨てないで溜め込んでいる。
それが年をとるということなのだろうか。

そう言いながらも、わたしにも捨てられない物が多すぎるのだ。
人生だって、思い切って捨てられたらどんなにスッキリするだろうと思えることも多い。
シンプルライフに憧れているけれど、結局捨てられなく溜め込む一方。
思いっきりの悪さが、何とも生活をしにくくしている。

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箱根旅

2006年11月10日 | diary
 
 
6日から2泊3日で、中学からの親友のIさんとのんびり箱根旅。
Iさんは暮れに、2人暮らしをしていたお兄さんを亡くしたばかりだった。
介護生活から解放された彼女をご苦労様というわたしからの想いを込めて誘ったのだけれど、最後に温泉に泊まったのは15年以上も前だという。
前日に電話を入れると、「嬉しくて」と少々興奮気味。
誘ったわたしも、誘い甲斐があるというもの。

 彼女とは、2人だけで様々な場所に旅をした。
そして結局結婚をすることなく、自分で選んだ運命だというけれど。
女性として輝いているはずの時にさえ病気になった両親のそれぞれの最期を自宅で看取って、次に看取ったのは20代の時に発病し働けなくなったお兄さんだった。

上り坂に差し掛かっていた自分の仕事を縮小してまで、家族にのめりこむ彼女がグループの中では理解されなかった。

結婚する機会は沢山あったけれど、結局いつも自分で決めるときに、必ずと言って良いほど誰かが病気になり、彼女は家族を選んだ。
わたしだって家族を愛し大事に思っているけれど、いざとなったらどんな本音が自分の中から出てくるのかは分からない。
逃げ出してしまうかもしれない。
彼女は自分に後悔はないし、やりきったという達成感に満たされているというけれど…。
別れ際の、独りの家に帰るときの顔が寂しそうだった。

 昔はダサかった箱根も、この何年かで自然と融合したお洒落な施設が沢山できた。
わたしは今年は2回目。
紅葉もぼちぼち始まり、今月の末ごろには山がもっと色づきそうだった。
芦ノ湖畔の、成川美術館から眺める富士山の美しさには驚き。
前日に大風が吹いたせいか、空気が澄んで富士山がはっきりと見え、地元の人も感激していた。

しかし、お年寄りが多い事に驚いてしまった。
70代以上はざら。
どこへいっても元気なお年寄りばかり。
わたし達は若手の方。
わたしも彼女と、そんな年代まで共に旅する事ができるだろうか?
コメント (4)
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イングリッシュ ガーデン

2006年11月04日 | おでかけ
 目覚めたベッドの中で観るテレビの画面は、どこも秋真っ只中の紅葉情報ばかり。
否が応でも、飛び起きてどこかへ行きたくなる。

 しかし最近TVやラジオでよく聞くのが、モミジ狩りならぬ「こうよう狩り」。
多分、台本に紅葉狩りとあるのをこうようと読んでしまうのだろうか。
毎回耳にするたびに「もみじがり」だろうが、とひとり息巻いている。

 起き出して夫に「お天気も抜群だし、どこかへ行かない」と誘ってみる。
来週は友人と箱根へ出かけるので、付き合ってあげて少しゴマスリ(笑)
しかし案の定「どこかって、何県の何市だ」と馬鹿にされた。
いつだって、『どこかどこか』だけで、行き先が中々決まらないのだ。

 TVで観たように、日光方面なんて混んでいてとんでもない。
結局ラジオで紹介をしていた、群馬のイングリッシュガーデンへ行くことにした。
近県のイングリッシュガーデンはほとんど行ったけれど、ここはまだ行っていないのだ。
それに、ホームセンターが経営をしているので、帰りに苗なども買える。

 東北自動車道に乗ったが、時間をずらしてもやはり混んでいた。
途中で一般道へ降りることにした。
蓮田のサービスエリアへ入る車が延々と5キロは優に並んでいる。
都内から入る最初のサービスエリアなので、トイレにいく車が数珠繋ぎで、それこそいつになったらトイレにありつけるか分からない感じ。
男性は軽犯罪状態。しかし、女性はね…。

 行ったのはアンディー&ウィリアムスボタニックガーデン、似たような名前の歌手がいたけれど・・・。
秋も終わりなので、期待をしていなかったがオンシーズンだったら、さぞ素敵だっただろうと思った。

わたしはイングリッシュガーデンに憧れて、庭にジキタリスやデルフォニュウム、ラヴェンダーなどを植えた。
しかし、庭のド真ん中にある、わたしより年上の大きな紅葉の存在が、なんともイングリッシュガーデンの雰囲気から遠のいてしまうのが残念。

 色々苗や観葉植物を買ったので、明日はガーデニングデーに決まり!
わたしは専ら指図のみ。 

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