現在レッスンをしている曲のひとつが「酒とバラの日々」
今もPCの中から、ピアノではなくトニー・ベネットが甘い声で、このスタンダードナンバーを歌っている。
この曲がテーマの映画「酒とバラの日々」は大昔にテレビで観たけれど、夫婦がアルコール依存症になってしまう社会的な問題を含んだ悲惨なストーリーだった。
しかし、ワインは分かるけれど何故バラなの?というと、作詞をしたジョニー・マーサーは酒乱気味。
酔うと相手に絡んでしまうらしく、翌日シラフに戻ったマーサーは迷惑をかけた相手にバラの花束を贈ったというのは有名なエピソードだ。
自分の行状を重ねて作詞をしたのだろうか。
因みにバラのシンボルは「愛の寓意」そして秘密を口外しないことの徴でもあるとか。
「僕が酷いアル中なのを黙っていてね」とバラを贈ったのかも(苦笑)
酒バラのアドリブで日夜悩んでいる(笑)私は、姉に誘われ所沢の西武ドームで開催されている『国際バラとガーデニングショウ』に姉の車で初めて出かけた。
浦和所沢線が車で混むのは有名だけれど、案の定ウィークデーなので渋滞し、普通だったら1時間もかからない所を2時間かかってしまった。
ランチを中国割烹旅館のレストラン『天外天』で。
今回のバラとガーデニングショウのスペシャルメニュー「ローズガーデン」をいただいた。
モダンにアレンジされた中華は美味しく、真下には多摩湖が望めてその湖を廻る緑が素晴らしかった。
思いのほか会場内は空いていて、ゆっくり鑑賞できた。
しかし、歩くこと歩くこと。
かつて、家の庭で何本ものバラを見事に育てていた母も連れてきてあげたかった。
しかし、最近は足が弱り少々無理な感じがして、代わりに近場のバラ園に連れて行ってあげようかしらと思っている。
思いの外空いていてゆっくり鑑賞できた
バラの世界も盆栽が人気らしく、お茶漬けを模したこの盆栽も可愛らしい
20代で病を得て40代の若さで亡くなったチェリストのジャクリーヌ・デュプレを名づけて。
雌しべのピンクがなんとも可愛いく素敵!
運河が作られ、その周囲に花が
和風の庭も設えてある
ズッキーニなどの西洋野菜もガーデニングに
葉色が美しかった