今朝のこと、いつも母が持っている家の鍵が見つからない…と大騒ぎ。
また母の「見つからない病」が始まったのだ。
(実は、私も既にこの病に罹っているけれど)
私たちが福島に行く時に、初めて母をショートステイにお願いしたので、もしやその時のバッグに入っているのかと捜せば、案の定バッグの内ポケットに入っていた。
鍵やお財布はもつ必要が無いのだが、母はこっそり持ったらしい。
しかし、その事はしっかりと忘れていた(苦笑)
今までは、遠方に出かけるときは亡き姉に母を頼んで出かけたけれど、今はそれもできなくなった。
なので、母にとっての初めてのショートステイになった。
デイケアには母は喜んで行く。
けれど、お泊りを嫌がったらどうしようと思いながらも、私だけで施設を事前に見学に行ってみた。
我家から歩いて7,8分のところに、去年ショートステイ専門の施設がオープンしたのだ。
宿泊はすべて個室で、ホテルのシングルルームのような綺麗な部屋だった。
母にはお泊りを何とかお願いし
ショートステイ滞在中には、姪に母を訪ねてもらうことを頼み。
その時の姪の報告では、母は周囲の方々に溶け込んで「この方と友達になったの」と、他の利用者さんと仲良く過ごしていることを旅先で聞いて安心した。
それまで私には、親を預けることにどこかしら後ろめたさというか、そういう感情があった。
しかし、それは杞憂だった。
母自身も楽しかった様子が見て取れた。
食事も美味しかったらしい。
これからは私自身が臆せずに、母にショートステイに行っていただきましょう。
そうしましょう。