たまには愚痴を

2015年09月10日 | diary

朝のうちは雨が激しくなかったので、月イチの通院に母を連れて行く。
木曜日は午前中だけの診療。
こんな天気だったので空いていた。
医師の前だと母は、しっかりと受け答えができる。
とはいえ、認知症もあるし、だから日々物忘れが進んでいる。
昨日まで普通にできたことが、今日は理解できなくなったり、とんちんかんなことを急にやってみたり…
しかし、まだ着替えたり、入浴、排泄など自分のことはできるけれど…。

そういう母をみていると、子育てをしているような錯覚に陥ることがある。
老人介護は子育てに似ていると言った友人がいたが、確かに彼女の言葉を今は納得できる。

そんな感想を、昨日訪問されたケアマネさんに話したところ…
赤ちゃんは、大きくなるに連れ、ひとつひとつ物事を覚え大人になっていく。
けれど、人生のピークを越えると、今度はひとつひとつ忘れて赤ちゃんに戻っていく…と。
なるほどね。

厳しい介護では無いけれど、同じことを母は何度も言ったり、自分のものが分からなくなったりして
そのたびに説明を繰り返し、どうせまたすぐ忘れてしまうのにと思いながら、文句のひとつも言っている自分に疲れて。
そろそろ施設にお願いする時期がきたのかしらと思ったり、まだ大丈夫かもと気持ちが揺れ動く。

私自身の問題なのかも。
自分が思っている以上に、ストレスが満載という気がする時もあり
そういう時は、色々なことにやる気が失せている。
これではいけないと思いながらも
出かけるのも億劫。
やる気が萎えていく。

友達には、ショートステイでお泊りをしている時に、旅行したりリフレッシュすれば、などとは言われるけれど、そういう気も起きない自分に不満なのだ。
友達はみんな介護は終わり、自由にしているのを見ると羨ましく思うのが本音。

母を介護する以上に、今は自分自身を持て余している。


 

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懐かしい友達

2015年09月08日 | diary

わぁ~~!
今日懐かしい友人から突然の電話が。

日頃会うのは、地元の友人たちばかりだ。
かつての親友たちは、年賀状だけの付き合いになり
今となっては、年賀状でお互いの近況を知るのみ。

電話の友人は、高校時代に通っていた予備校で知り合った。
しかし、彼女は色々な意味で個性的過ぎて、周囲の人からは避けられてしまうタイプ。
そんな感じだったから、すぐには親しくなれなかったけれど、どこか気があった。
社会に出てからは、互いの仕事や悩みを頻繁に打ち明けあう仲に発展した。

ところが、美人の彼女はどこの会社に入っても、今で言うセクハラに遭ってばかり。
そのたびに退社。
それならばと個性の強い彼女が最後に就職をしたのは、銀座でスカウトされたという銀座の高級クラブだった。
それには、当時の私もびっくり。
私の世界と、彼女のいる世界は違い過ぎて……以前のように頻繁に会うことは無くなった。
しかしある時にきっぱりと夜の世界から足を洗い、彼女は普通の結婚をした。
彼女の話だと最後に私と会ったのは、結婚後に会った青山のベルコモンズだとか。
とっくに存在しないビル故、時の流れを感じる。

今年の年賀状に、脚の手術をすると書いてあったので、私は心配をしていた。
今はまだ術後で転倒が怖いので、杖をついているとのこと。
確かに、時間ができると、色々なことを考えたりする。
それで思い切って、私に連絡をしたらしい。
現在の彼女は、都内で捨て猫の里親を探したりと、野良猫を救うボランティアをしているとか。


涼しくなったら連絡を絶対するね、と互いの携帯番号を教えあって電話を切った。
お互いが時を経て、どんな風に変わったか怖いような……分からなかったりして(キャ!)
とはいえ、秋になったら絶対に連絡しましょう。

 

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歌舞伎座へ

2015年09月06日 | おでかけ


姪に歌舞伎のチケットを2枚頂いたので、夫と歌舞伎座に行く。
秀山祭九月大歌舞伎の昼の部。
姪は知り合いにいただいたらしいが、行けないので私に回ってきたというわけ。

歌舞伎を観るのは好き。
姪にチケットを買ってもらい、1か月おきぐらいに3人で出かける。
ところが、息子も好きらしく(知らなかった)それを知ってから帰省する時には、チケットを買っておくこともある。
5月の連休の時には、浅草の平成中村座へ行った。
意外に和好みなんだ。
息子のアパートの隣に、大きなお屋敷があり茶道と華道のお教室の看板が出ていて、今度茶道を習おうかななんて言っている(苦笑)
それより、いい加減身を固めることを考えて欲しいです。

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