原田ひ香の「そのマンション、終の住処でいいですか」読んだ。テレビドラマ化された「三千円の使い方」を始め、ここ数年、人気がある作家。この人の作人を読んだのは、「東京ロンダリング」、「三千円の使い方」に次いで3冊め。
2019年4月に世に出た作品。有名建築家の小宮山悟朗によって昭和時代に建てられたデザイナーズマンションの改修、建て替え、はたまた取り壊しかを巡る、住人、マンション建築や小宮山悟朗に関わっている人達の間に起こる騒動と人間もようを描いた作品。
作品中に出てくる通称、おっぱいマンションは世界的に有名な建築家の黒川紀章の設計により、昭和40年代に銀座に建てられた、中銀カプセルタワービルがモデルらしい。以前、テレビ番組で紹介されていたのを見たことがあるが、かなり老朽化していた。建設当時は時代の最先端だったが、今となっては住みにくく、昭和の遺物扱いの末、取り壊しになったらしい。
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三千円のつかい方、東京ロンダリングと比べると、ちょっとインパクト薄。
昨日は仕事を終えてから歯医者に行って虫歯の治療。神経まで虫歯が達していて厄介な症状のこと。7~8回、通院が必要とのこと。歯医者を後にして近所を50分ラン。雨が降りそうな曇天からぽつりぽつりと雨が降り出し、その後、本降りになったので予定より早く打ち切り。今年走行距離は2,110キロ。
昨日のマリーンズ、大阪でオリックス相手に逆転勝ち。昨日の試合、負けたらこれで本当に終戦になるところだったが、2位通過に向け、首の皮一枚、残った。
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