【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

幸せの花束

2007-10-03 16:18:01 | 心の宝石箱
   こんな秋でしかお目にかかれないような
  空で明けましたが、今日は薄曇り。
  真珠色の空になりました。

   暑いとまでは行きませんが、
  湿度がある分、ちょっぴり
  蒸し暑いと言えるかも知れません。

   いつの間にか10月も今日で3日。
  10月と言えば、言わずと知れた、
  『神無月』 ですね。

   全国の神様が縁結びの相談をするために
  出雲大社に集まって、神様が各地からいなくなる事から、
  このように呼ばれるようになったそうです。

   縁結びの相談とは・・
  何ともロマンティックな話し合いですね。

   尤もそれを裏付けるように出雲地方では、
  「神在月」(かみありづき)と、呼ばれているそうですが・・。









   ロマンティックついでに
  今日は、私の大好きな
  本を紹介します。

   ちゃっかりタイトルにも
  頂いてしまった、中原淳一の 
  『幸せの花束』 です。

   時代を感じる挿絵ですが、
  それが又、新鮮でもあり、
  その一つ一つに、
  とても素敵な言葉が
  添えられています。



   「幸せはその人の心の中にある」
  とか 「小さな喜びを大切に」
  等など・・。

  例えば、「小さな喜びを
 大切に」 では・・・。

   “大きな喜びは、
  そう滅多に
  あるものではない。
  そこで他から来る喜びを
  待つよりも、自分の周囲に
  小さな喜びを探す心、
  どんな僅かな事でもいいから、
  喜びを大切にする心が欲しい。
  古いオーバー地を切って
  フェルト代わりに夫の雨靴に敷いた、
  鉛筆を削る、窓に花を飾るなど、何でもいいと思う。”


   それは、アンに通じるものでもありますね。
  そうそう、【先日紹介した詩】 は、
  この本の裏表紙に書かれていたものです。

   ~こんな風に全編に渡って
  珠玉の言葉が散りばめられているのです。

   『珠玉』 と言えば、珠も玉も 「たま」。
  「たま」 は、「魂」(たま) に通じるのだそうですね。
  そんな魂に響く言葉ばかりが、この本には収められています。