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空で明けましたが、今日は薄曇り。
真珠色の空になりました。
暑いとまでは行きませんが、
湿度がある分、ちょっぴり
蒸し暑いと言えるかも知れません。
いつの間にか10月も今日で3日。
10月と言えば、言わずと知れた、
『神無月』 ですね。
全国の神様が縁結びの相談をするために
出雲大社に集まって、神様が各地からいなくなる事から、
このように呼ばれるようになったそうです。
縁結びの相談とは・・
何ともロマンティックな話し合いですね。
尤もそれを裏付けるように出雲地方では、
「神在月」(かみありづき)と、呼ばれているそうですが・・。
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今日は、私の大好きな
本を紹介します。
ちゃっかりタイトルにも
頂いてしまった、中原淳一の
『幸せの花束』 です。
時代を感じる挿絵ですが、
それが又、新鮮でもあり、
その一つ一つに、
とても素敵な言葉が
添えられています。
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とか 「小さな喜びを大切に」
等など・・。
例えば、「小さな喜びを
大切に」 では・・・。
“大きな喜びは、
そう滅多に
あるものではない。
そこで他から来る喜びを
待つよりも、自分の周囲に
小さな喜びを探す心、
どんな僅かな事でもいいから、
喜びを大切にする心が欲しい。
古いオーバー地を切って
フェルト代わりに夫の雨靴に敷いた、
鉛筆を削る、窓に花を飾るなど、何でもいいと思う。”
それは、アンに通じるものでもありますね。
そうそう、【先日紹介した詩】 は、
この本の裏表紙に書かれていたものです。
~こんな風に全編に渡って
珠玉の言葉が散りばめられているのです。
『珠玉』 と言えば、珠も玉も 「たま」。
「たま」 は、「魂」(たま) に通じるのだそうですね。
そんな魂に響く言葉ばかりが、この本には収められています。