【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

秋空に乾杯!

2007-10-15 19:11:13 | ハーブと香り雑学


   昨日までの、
  晴れてはいるけれど・・といった、
  空を吹き飛ばすような空になりました。
  久し振りに気持ちの良い秋晴れです。
  
   そよそよと、これも又、気持の良い
  秋風が吹き、真っ赤な花を付けた
  チェリーセージの上を今日も、
  ヒラヒラと蝶が舞っています。

   連日、外出していた事もあって、
  今日は久し振りに家でゆっくり・・。

   慌しく日々が過ぎ去るも、
  こんな日々の瞬間に心を留める事が出来るのは、
  紛れもない心のゆとりなのだと、今痛切に感じています。

   “この 10月 は、よく風が吹いた。
  小さな風は、谷をさやさやと渡り大きな風は、
  楓の梢を打ち据えた。・・・・  
   こけもも
 の茂みは緋色に変わり、
  枯れた 羊歯 は、深い赤褐色をしていた。・・・・・
   芝生の えぞ松 がある隅には、
  金色や赤褐色の が咲いている。
   リスは、至る所で喜ばしげにお喋りをし、無数の丘でコオロギが、
  妖精達の踊りのためにバイオリンを弾いていた。”
       
                                         【「炉辺荘のアン」 第29章】

    『アンの世界』 とは、比べるべくもありま
    せんが、ついこの間までの暑さが嘘のような
    陽気に誘われて、『カフェ「薔薇の詩(ポエム)」』
    では、お茶の場所を “私だけの東屋” に、
    移動です。

     今日は、ハーブティーを。
    ローズマリー、パイナップルミント、
    レモンバーム等など・・。
    
     適当に摘んで熱湯を・・。
    ちょっぴりの苦味が五臓六腑に染み渡ります。
    そんな私を今日も、ハイビスカスがお出迎え。
    
     ハイビスカスの花と一緒に、木漏れ日の中で
    読む本は、肩の凝らない詩集が丁度いい気がします。
    今日は、中原中也で。

     そうそう、カップもハイビスカス柄でした。
    ちょっと季節に合わない気がしますが、
    まだ実際に、ハイビスカスが咲いているのですから、いいですね。