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今日という日。
昨日の天気が、
嘘のような晴れ渡った
空になりました。
今日も又、
雲一つありません。
同じく日本晴れ。
偶には車で・・とも
思うのですが、我家の車は、
街中を走るには、
少々不向きです。
この原油高の折ですから、
今日も、もう一つの愛車、
自転車です。
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ペダルを漕ぐ足にも
力が入ります。
そんな訳で・・ずっと空ばかり
見ていたような気がしたものです。
それは・・空に向かって
漕いでいるようにも思われ・・。
昨日は、カメラを忘れ、私にしては、
珍しくサッサと帰って来ましたが、
今日は又、いつもの道草です。
と言っても、今日ばかりは、
曲がり角でも別れ道でもありません。
いつもの通りをちょっと脇道に逸れただけ。
でもそこには・・全く違った世界が 広がっていました。
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稲架(ほさ)が並んだ田んぼって、最近では
珍しいそうですね。
勿論、稲架なんて単語を、私が知ろう筈も
ありません。その理由(わけ)は・・。
先日の新聞記事に他なりません。
そこには、最近では、そんな光景をすっかり
見なくなったとの記事が・・。
今は、コンバインで
何から何まで出来るそうですね。
でも、天日干しのお米は、
やはり美味しいのだそうです。
「一枚の╱刈田となりて╱ただ日なた」
「かけ稲の╱暮れてゆく穂の╱ただ垂るる」 ~素逝
これらの句もそうですが、“日のにほひ” が、そこはかとなく漂って来るようです。
言うまでもなく、「日本の秋の風物詩」 ですね。