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がっかりしたのも束の間、
今日は昨日以上の天気になりました。
おまけに暖かく、
その陽光は春さながらです。
今日から3月ですね。
3月の声を聞いた途端、
周辺の景色が華やいでいるように
感じるのは、一体なぜでしょう。
ましてや今日のように良いお天気
ですと、今盛りの梅など・・
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ひとしきり、
その春を謳歌しているようです。
こんなお天気ですと・・。
やはり帰り径、
道草となってしまいました。
ただ、帰りは少々風が出て来て、
向い風、おまけに上り坂と来ています
から、自転車を押して歩きます。
久し振りでしたし、すっかり春の
陽気という事もあり、何だか新鮮。
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空に、気持ち良さそうに、ぽっかり
浮かんだ白い雲を眺めれば・・。
今度は、冬枯れの筈の田んぼの畦道
に・・と、視線は上へ下へと休む暇なく、
動きっ放しです。
それにしても、いつの間にかナズナの
白い花冠が、風にそよいでいます。
かと思えば、早くも 「カラスノエンドウ」 が、
花芽をもたげ・・。
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日溜まりの畝(うね)に固まっていました。
ついこの間までは、そこには何もありませんでしたのに・・。
「こんな美しい可愛い所って、あたし、見た事も想像した事もないわ。」
「まるで物語の本か、夢の中から抜け出したようじゃないの。」
【「アンの青春」 第21章】
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冒頭の写真の家です。
私の大の
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写真の森の途中にあると思って下さいね。
実際は、この森に辿り着く途中にあります。
ミス・ラベンダー の住む、
『石の家』 ではありませんが、
とんがり帽子の屋根のリラ版 『メルヘンの家』。
こんな家ですと、2本の長い金髪に、
大きな青い蝶リボンを付けた、
シャーロッタ4世 が、
「いらっしゃいませ」 と出て来ても、
ちっとも不思議ではありませんね。