
【「オオイヌノフグリ」(星の瞳)】

本当に久し振りのような気がします。
それにしても、
ついこの間までは、この時間ですと、
まだまだ真っ暗でしたのに・・。
月日の移ろいを感じます。
今朝の空は、ほんのり桜色。
こんな空ですと、どうしても
桜餅を連想してしまう私。
今朝は随分冷えましたが、(11℃)
季節は確実に春に向かっているのですね。
「何ていいお天気でしょう。・・・私達に誂え向きじゃないの。
でも、気まぐれ日和じゃないかしら。・・・
明日は雨になるわよ。」
「・・・明日は日光が消え失せようとも、
今日は日光の美しさを満喫しましょうよ。・・・
西風が吹いているわ。
西風が吹くとあたしはいつも冒険的な気分になるの。
あたし達は申し分のない ぶらぶら歩き が出来るわ。」
【「炉辺荘のアン」 第2章】

ように、こちらも明日はお天気、崩れそうです。
今日の、このお天気を満喫するためにも、
アン達を真似て私も、そこら辺を
ぶらぶら歩きする事にしました。単純!
一歩、外に出ますと・・。
プ~ンと、鼻孔をくすぐるのは、
お向かいの沈丁花。
初めは寒い・・なんて思いましたが、
歩いているうちにぽかぽかに・・。
そうそう、これもアンを真似て、 “お散歩用バッグ”は、ビーズの 物に。

ですから、小さくても十分です。
「あら、お出かけ・・?」
「ちょっと、ぶらぶら歩きを・・」
~なんて、言葉を返しましたが、
ご近所の方は、ちょっと怪訝な表情。
結構、盛装っぽい? ですものね。
こんな時、犬でも連れていれば・・
なんて、つい思った次第です。