

しかしながら、ボ~ッと霞んだ空が、
広がっているだけ。
毎年、この季節になるといつも思うの
ですが、東の空に、あの秋から冬の日の
ワクワク感は、既にありません。
こうして毎日のように撮っていました
朝の空の写真が、いつの間にか消えて
しまうのが常なのです。
でも、やはり一抹の寂しさを覚えます。
それでも西南の空には、明後日(19日)
には、下弦の月を迎える有明の月が、
輝いていました。
『アンの世界』 と違って、
こちらは家の屋根が背景です。
“暁の空は赤く、空を背に樹木が黒々と立っていた。
大ドナルドの丘の樺の木の上に新月を逆さにしたような
下弦の月 が掛かっていた。
窪地にはまだ霧が立ち込めていた。・・・”
【「丘の家のジェーン」 26.】


小鳥が(雀だと思うのですが)飛び立って
行ったものです。
それは朝だけでなく、午後にも何度か。
でも今日は、全く姿を見せません。
別に、この庭でなくても、ここら辺りは
行き場所は沢山ありますものね。
一方庭では本格的な春を待つ花たちが、
蕾を膨らませて待機中です。
起床時こそ、寒く感じられましたが、
今日も昨日以上の暖かさになりました。
4月半ばくらいの気候ではないでしょうか。
花の妖精たちが、舞い降りて来るのも、
もうすぐですね。