【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

始まりの予感

2009-03-18 16:56:16 | 四季のスケッチ


   今朝も霞んだと言うより・・
  白く濁った空が広がっていたものです。

   それでも西南の空には有明の月・・。
  昨夜は、このお月様を探したものですが、
  どこにも見つける事が出来ません。

   夜目にも、その空は、
  澱(よど)んでいるようで・・。

   やはりこれらは黄砂の影響のようです。
  日中もボ~ッとした空が広がっています。
  気温は昨日以上の暖かさです。
  
   昨夜こそ、次のような光景を
  思い描いていたものですが・・。↓

   “・・・窓の一つから月が自分の方を
  覗いているのを見た。
  ・・・ゆったりとした美しい月であった。・・・
  そこでジェーンは月の中での自分の生活を築き始めた。
  月ではジェーンは妖精の国の食物を食べ、
  不思議な白い月の花が咲き乱れる妖精の国の野を
  妖精の仲間達と一緒に彷徨さまよった。”
        【「丘の家のジェーン」 3.】

   昨日も記しましたが、この朝のひと時が、感動から溜息に変わっています昨今。
  とは言え、太陽には何の責任もありませんものね。



   さて、空の事では連日、少々嘆いてしまいましたが、庭では・・。
  朝露の煌めく早朝に起き出して、庭の花々を眺める楽しみが増えました。
  これは、アンならぬ、“ジェーン気分” かしら・・?

   今朝は小鳥の囀(さえず)りも、お共に・・。
  その軽やかな音楽を聞きながら、庭の花たちに朝の挨拶。
  小さな蕾の膨らみを見つけて、そっと頬を寄せてみたり・・。

   そうそう、冒頭の写真の金色のラッパ水仙・・。
  早朝に、花の妖精が魔法の杖で、 キラ~ンと、合図をしたのでしょうね。

   午後には、微笑んでくれました。でも、相変わらず俯(うつむ)いています。
  こちらも去年より、きっかり10日早い開花です。

   その反対に・・つぶらな瞳を精一杯広げ、見つめているのが、
   写真左の名前も知らない、薄紫色の(花びらも葉っぱも)小さな小さな花です。

   嬉しい事にその花の数を、どんどん増やしています。
  このお花・・確か去年名前を付けた筈・・なんて、ブログを遡ってみました。

   「風の鈴」~なんて。“鈴を張ったような瞳” から、名付けたものでしょうね。
  でも、当の本人が忘れているのでは、どう仕様もありませんね。

   最後に。今年初めて、鶯(うぐいす)の鳴き声を耳にしました。
  まだ、ぎこちなく? ・・「ホケキョッ、ホケキョ・・」 と、短く鳴いています。
  「ホ~~ッ~ホケキョッ・・」 では、ありません。