【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

魔法の小径

2009-03-15 17:05:17 | レトロ(素敵)な空間~散策

「菜の花」

   今朝は3日前とほぼ同じ、
  雲一つない空で明けました。

   今日も少しだけ
  絹のヴェールを被り、
  その空は、ほんのり桜色です。

   こんな朝は、冷えますね。
  思わず、ブルル・・。

   そう言えば、夜明けの空も、
  そろそろあまり変化が、
  感じられなくなって来たような・・。

   そうなって来ますと、いよいよ
  春本番も間近という訳です。



   お天気に誘われ、今日も近所を散策です。そう、“ぶらぶら歩き”。
  今日こそ、アン気分全開です。

   「・・・空気は光に満ち満ちている、なんていうものじゃないわ・・・
  空気が光そのものよ。
  あたし自分に翼が生えてないという事がまだ呑み込めないわ。」

                                        【「炉辺荘のアン」 第2章】

   本当に仰る通りです。
  日中は、朝の寒さもどこへやら・・。
  春満開です。

   今日は憧れのトンガリ帽子の、
  お屋根の家に、
  少しばかり近付いてみました。

   やはり、ミス・ラベンダー と、
  シャーロッタ4世 が住んでいると
  言ってもおかしくありません。

   “・・・小径は、枝さしかわす樅の古木の下を通っているので、
  仄暗く、苔ばかり、生えていた。
  両側には落ち葉がおりしき、ところどころ、日光が射していた。
  辺りはしんと静まり返り、浮世を遠く離れた感じだった。”

                                         【「アンの青春」 第21章】

   ただ、今は春の光に溢れていますので、こちらは、どこまでも明るいです。
  『アンの世界』 の樅(もみ)の木などはありませんが、一面、枯尾花かれおばな の原っぱ。

  (注: 尾花とはススキの事。花穂が出た頃を 「初尾花」、
    群れて揺れる様子を 「尾花の波」、そして、最後に 「枯尾花」)

   「幽霊の╱正体見たり╱枯尾花」
  (幽霊と見て怯えた者の正体は、よく見ればススキであった)
  それはそれで、壮観です。

   最後に。今日のビーズのバッグです。 
  名付けて、「優雅なお散歩に持ちたいバッグ」 です。
  何が、優雅? と言われそうですね。