

雲一つない空で明けました。
春らしい淡水色の空。浅葱色。
起床時の気温も、
ぐっと冷え込んで12℃。
今年の冬は居間の気温が10℃を
割る事がありませんでしたので、
今朝は、真冬並みの気候と言っても
いいのでしょうね。
さて今日は、映画を観に・・
~なんて昨日まで思っていましたのに、
何だかその気になれません。又々、戸外と室内の優劣の振子は、室内の方に。
こんな日もありますね。
「今日は大人しやかな家庭的な喜びに浸る気がしませんわ。
一人になって、自由に、野生的になってみたいの。・・・」
【「アンの愛情」 第25章】
アンとは逆に・・なぜか私は、大人しやかな家庭的な喜びに浸っていたいのです。
一人になって自由に夢想的になってみたいのです。~なんて。


薄紫色の小さな小さな花が、一気にその
数を増やして来ました。(リラ版「風の鈴」)
その花は大層繊細ですから、背丈が
伸びて来ますと、ちょっとした風にも
倒れてしまいます。そんな訳で・・。
庭から手折って来ました。花瓶は・・。
未使用の中国茶器をその代わりに。
この小さな花は、どこか淋しい、可憐、
儚げ、この器は、そんな花にピッタリです。
これらも、小さな小さな急須にコップ。
こんな小さな茶器で頂くお上品なお茶は
私は頂きませんので、丁度いいかと・・。
そして、その茶器が入っていました、
丸い器には今年採れた、
三色すみれのポプリを入れてみました。
花と花びらは水さえあれば、十分生きて行けますものね。プ~ンと芳香も・・。
ふと思ったのですが、浅くて広いお皿でもいいですね。
「花筏風」 に、風のある所に置けば、ゆらりゆらり漂います。
何とも風流ですね。