なんだか色々とあるけどHS1のシリンダーを開けてみた。
不思議だったのは、思いのほか簡単にシリンダーが外れたこと?
普通はベースパッキンが密着しているので、ある程度叩かないと外れないことは普通だったりする。
特に右側のシリンダーはシリンダーヘッドを外した時点で、手で触るとグラグラと動いてしまった。
う~ん、開腹歴がある感じだなぁ
だってベースパッキンの張り付きがほとんどないし、ベース面がオイルだらけだもん。
クランク前部についていたオイルシミってこれが原因かもしれないね?
ここで問題となることと言えば・・・
毎度おなじみスタッドボルト抜き!
お約束で1本が緩まない・・・
慌ててもしかたがないので、他の作業を進めながらCRC攻撃!
実はツーリングで丸一日「CRC漬」にしたんだけど、簡単にはいかないね。
吸気側は意外と綺麗だけど・・・
排気側は、右側ピストンに大きい傷が入っていた。
確かに音が気になっていたけど、エンジンが元気に回っていたから修正で進めるか?
シリンダー内壁にはそれほど気になる傷が確認できなかったので、何とかなると思うけどね。
ここも手で緩んでしまった・・・
26ミリのメガネレンチ片手に車体にまたがり、リアブレーキを踏んで気合をいれたんだけどね。
まぁ、ロックワッシャがあるので外れることはないと思うが、ガタガタではスプロケットも痛むと思う。
実際にスプロケットを裏返すとカラーに干渉したと思われる傷があるし、チェーンとの当たりも均一で
はなかったような偏磨耗がある。
クランクのサイドシールからのひどい漏れはなさそう?
ここの汚れ方から見ても、一度クリーニングをやってるね。
ポイントの接点は磨耗しているけど、問題のカム表面は驚くほど綺麗だった!
んでもってスタッドボルトは?
実は本日もう一度トライしたら・・・
抜けた!