声の仕事とスローライフ

ただ今、仕事と趣味との半スローライフ実践中。遠方の知人友人への近況報告と、忘れっぽい自分のためのWeb忘備録です。

夫婦別姓のこと

2015-11-05 11:33:08 | 最近の話題
昨日のニュースで、インタビューに答える原告の女性たちが

「夫の姓を名乗る事で、これまでのキャリアが通用しなくなる場合もある」

と答えているのを観て、

職種によっては確かに、デメリットの方が多いかもしれない…と思いました。

それに法律での縛りがあるのは日本だけ、という事も初めて知りました。

戸籍上の名前と通称が異なることで
日常生活で混乱を招く事は確かにあります。


昔、息子たちが通っていた幼稚園の主任先生は
結婚後も旧姓で呼ばせていました。

おそらく、子供たちが混乱しないように、という気遣いだったのでしょう。

一度、園庭でママ友と雑談中、来客があり

「△△先生いらっしゃいますか?」と訊かれ、

「そういう名前の先生は、いらっしゃいません」と答えてしまった事がありました。(≧∇≦)


仕事上で通称として旧姓を使うといえば
アナウンサーの場合も…多いですね。

仕事とプライベートを区別するときに、通称は便利です。


タレントやアーティストの場合は、名前そのものが看板ですから

結婚しても変えないのが普通ですが、

苗字を変えたことで一番インパクトがあったのは

ユーミンです。

私は“荒井”時代からのファンですが、
結婚されて“松任谷”さんに変わった時、

とてもビックリしました。


いろいろな考え方があると思います。

夫に訊くと

「海外のように両方の苗字をくっつければイイんだよ」

…と、いとも簡単に答えました。

調べてみるとブラジルは、両方の苗字を名乗るのだそうですね。

五郎丸さんや長谷部さんが、薬師丸さんや長谷川さんと結婚すれば、6文字です。


私は、本人の意思でどちらかの苗字を選べるようにするという方法がベターだと思います。

また、結婚でなくても

昔の日本人には、後継のために養女や養子に入って苗字が変わるケースは頻繁にありましたが、

現在の個人情報保護の観点からすれば

苗字が変わる変わらない…は、プライバシーと密接な関係があるので慎重に扱う必要があります。

例えば、同窓会名簿などに( )で旧姓を書く時、
また、変わらない場合も…然りです。


裁判のニュースを観ていて、

本当の意味での男女平等って、
女性が「姓を選ぶ」権利を持つ事も含まれるのではないかと感じました。

どうなるのか、今後に注目したいと思います。


写真は「桜貝」という名前のバラです。
名前は個性…何より大切なものだと改めて思います。

清水 由美





















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