声の仕事とスローライフ

ただ今、仕事と趣味との半スローライフ実践中。遠方の知人友人への近況報告と、忘れっぽい自分のためのWeb忘備録です。

water striders

2019-09-18 16:05:18 | 大型犬との生活



この時間は予報どおり雨。


だんだんとHalの以前の飼い主のライフスタイルがわかってきた…


別荘地で洋風の家に住み、

音楽の好みはジャズ、


今のところHalは

我が家のライブラリーの中では、

ジュリー・ロンドンやダイアナ・クラール

ケニー・ランキンのヴォーカル入りジャズが気に入っているようだ。

子犬の頃に、この手のジャズをよく聞かされていたのかな?


子犬の頃のHalは、さぞかし可愛かっただろう…。
(今でも可愛いが…)


保護された直後、

ドッグレスキューの担当者が保健所の人から聞いた話では、

別荘の狭い裏庭で飼われていた、と言っていたが、最初のうちは室内で飼われていたはずだ…


何か事情があって、室内から外へ出されたのだろうか?


部屋を汚したとか…かな?


実は、Halには不思議なクセがあって、

前脚でアタマをガリガリかきながら悶えるように鳴くことがある。


それが1日に1回くらいの割合で発作のように起こる。


最初は、癲癇かとおもったが、

そうではなさそうだ…、

耳が痒いのではないか?と夫は言う。


言うだけで夫は何もしないので

Halの耳掃除も私が受け持つ。


爪も切ってやらないといけないのだが、

よほど嫌な思いをした事があるのか、切ろうとすると逃げ回る。


お風呂は月に一度だけだが、

ここは周り中、自然だらけだから

マダニが付いたりしたら大変なので

月に一度のマダニとノミの予防薬を飲ませる以外に

ブラッシングと身体を拭くことは日課にしている。

Halには、脇腹に直径1.5cmの腫瘍があるので、

これが大きくなるようなら手術しないといけないらしいが、

毎日、身体を拭く事で、異変を早く見つけられる…。


Halの健康管理は私の仕事だが、

私がへたばっては、それもできないので

最近は、より自分の体調にも気をつけるようになった。


いい傾向だと思う。


まもなくHalと家族になって6カ月だ。



近所を散歩中見つけた“池の中の小宇宙…”
それにウィンドベルの音をかぶせてみた。



water striders

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ジャズ好きの犬

2019-09-18 14:45:16 | 大型犬との生活
私が仕事で留守にしている時

いつもHalとドライブする夫が言うには、

「どうやらジャズが好きらしい…」

とのこと。


最近の夫は、もっぱらネットのスムースジャズをBGMのようにかけているが、

2日前、ドライブ中に流したところ、

いつもならカーブでヒーヒーと喘いでいたHalが、

妙に落ち着いていたと言う…。


試しに、

昨日の夕方、散歩がてら近くのキャンプ場までドライブするのに

スムースジャズを聞かせながら山道を走ってみた…。


驚いた!

あんなにコーナリングが苦手なHalが落ち着いている。

本当に、Halはジャズが好きらしい。


前の飼い主の影響だろうか?

子犬の頃、

毎日、ジャズを聴いていたとか…??


それなら、

ナットクだなぁ…。

今度から、Halに落ち着きがない時は、

ジャズを聞かせてみよう。


さて、

どれが、お好みですか?













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散歩のあと

2019-09-17 06:54:16 | 大型犬との生活
朝のパトロールも行ったし…


朝ごはんも食べたし…


デザートのバナナ少しと


無糖ヨーグルト少々も…


食べ終わったし、


あとは、寝る…




寝る…





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シューベルトのアヴェ・マリア

2019-09-16 20:45:40 | 音楽
今日、

私は

歌の発表会の影ナレの仕事で

80歳の女性が歌うアヴェ・マリアを聴いた…。


その女性は打ち上げの挨拶で

「最初で最期かもしれないと思いつつ…」

と、

前置きしながらも

「来年も、また是非歌いたい」

と、ポジティブな言葉で締めた。


ステージに出るときは杖をついていた彼女が、

歌うときは、

杖なしで、スクッと姿勢良く立つ…

その姿に驚き、

次に

原語で、一字一句を大切に歌おうとするひたむきさに打たれた。


若い人に比べると、

声量はかなわないが、

それをカバーする程の歌への情熱を感じて、

自然に胸が熱くなった。



私が80になった時、

あんな風に歌えるのだろうか…




来月の中旬には、

昨年同様、下田市でのコンサート出演が控えている。

まだ、
楽譜は送ってこないが…

ソロで歌う曲のオーダーが、いくつか届いている。


練習しなくちゃ。















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野生の本能

2019-09-15 18:18:22 | 大型犬との生活
今夕の散歩で、


いつもボーッと歩いているHalが…


なんと!


なんと‼︎


本能に目覚めました!!!


今日も

いつものように、18時過ぎに敷地内をゆっくり散歩していたのです。


すると、


お隣の前の空き地にさしかかる手前で

いきなりHalが突然、

リードをグイッと引っ張って猛然と走り出したのです。


見れば、

その目線の先には…

茶褐色の動物が必死で逃げて行くところでした。


そうなんです、

イノシシだったんです。

(゚o゚;;


近所に出没しているイノシシ家族の中の一頭に違いありません。


夫と2人で

「危なかったねぇ…」

と胸を撫で下ろしましたが、


Halは、自分のテリトリーを侵されたのが気に入らなかったらしく、


やや興奮していました。


万が一、こちらに向かって攻撃してきたら…と思うと、

ゾッとしますが、

Halのおかげで、難を逃れた…ということですね。


今後は、なるべく出遭わないようにしなければ…。


埼玉の豚コレラはイノシシが菌を運んでくるのが原因とも言われていますものね。


次から散歩コースを変えようかと思っています。


今日は、Halを見直しました。



お手柄のHal。



舟を漕ぐ by Hal

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オッサン犬

2019-09-14 07:05:25 | 大型犬との生活
出がけに

リビングの長椅子で横になっていたHalと目が合った。

「いい子でお留守番しててね!」

と、ひと声かけて玄関に急ぐ。

( 追ってくるかな?)

と思ったが、
追ってくる気配はない。



この頃のHalは、すっかり我が家の一員として溶け込んでいるようだ。

時々、私たち夫婦のことを観察して、

仕事の邪魔にならないように気を遣っているのかしら?

と思うほどだ。



昨夜も夫が、

「おとなしいよなぁ…時々、いる事を忘れているくらいだよ」

とHalを見て笑った。

私も同感だ。


時々、

玄関のチャイムや電話のコール音、

宅配便業者や郵便配達員の気配に吠えたりはするが、

それ以外は、

相変わらず、リビングの隅や長椅子で寝転がってジッとしているか、

晴れていれば、ウッドデッキに出て日光浴をしている。


朝夕の散歩以外に、

昼間、庭の周辺を歩くことはあっても、

用を足すとサッサと家に帰る…

家が大好きな犬なのだ。



保護犬として預かった当初は、推定年齢6歳だと聞いていたが、

もしかしたら、

最初に収容された保健所の書類に記載されていたとおり、

推定年齢9歳が実年齢に近いのかもしれない。

それにしても、こんなに聞き分けの良い犬っているんだなぁ…


もしかしたら、中に小さな“人間のオッさん”が入ってるんじゃないかしら?




Halの気持ちをたまに“吾輩は猫である”風に想像してみる…


『オイラはHal、元保護犬だ。

カーチャンは、このところオイラにベッタリだけど、仕事もあるらしく昼過ぎまで留守にしたり、
夕方から出かけたり、一日中家にいることが少ない。

ボスは、
午前中だけ仕事だと言って出ていくけど、たいてい帰って来るのは午後3時過ぎだ、
どうやら、買い物好きで帰りがけに必ずスーパーに寄って食料品を買って来るらしい。
ボスは料理が好きなんだ。

オイラはボスがキッチンに立つと一緒にキッチンに立つんだけれど、ボスが時々くれるキャベツの葉っぱやお豆腐が大好きだ。

ちなみに、カーチャンはオイラのビデオを作ってYouTubeにUPするのに最近ハマっているらしい。

その理由は、オイラを保護してくれた動物愛護センターやドッグレスキューの人、オイラの前の飼い主さんが、どこかで見てくれるかもしれないから…だって。

前のボスは病気で入院しているって誰かがいっていたけれど、どうしているかなぁ…
国に帰っちゃったママもどうしてるだろう…
オイラのことは、もう忘れちゃったかなぁ。(T ^ T)

でも、オイラはココが気に入っている。

新しいボスもカーチャンもオイラをほんとの家族のように思ってくれるし…

カミナリはニガテだけれど、
毎日、楽しいよ 』


…なんて、

思ってくれると嬉しいな。^^;










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ささやかな楽しみ

2019-09-13 07:11:57 | Diary
昨日は3ヶ月に一度の定期健診の日。


先月の蕁麻疹騒ぎ以来なので、

血液検査で何か出たらイヤだなぁ…と思いながら、

ちらっと不安が掠めたが、

結果は異常なし。



早めに行って13:30に採血してもらい

担当科で待つ。


2時過ぎの予約だったのが、3時を過ぎてしまい、

主治医の診察が終わったのが、午後4:30。


次回は術後一年の検査をするとのことで

看護師から説明を受けるのを待つ時間も含めて

結局3時間近く病院にいたことになる。


先月の蕁麻疹の際の皮膚科では予約なしで4時間、

今回は、予約していて3時間…

診察は、たいてい5分以内で終わる。


患者は“待つのが仕事”だ…と、つくづく思う。


待ち時間を充実させるために文庫本を持参したり

採血室に置かれていた小冊子にあったジグソーパズルを解いたり

いろいろやってはみるが、

待合の時間を充実させるのは、なかなか難しい。

そもそも、集中して何かができる環境ではないのだ。


“楽しみ”を期待すること自体が間違っているのかもしれないが、


実は、

この通院にも、最近、ささやかな楽しみができた。


産まれて一か月くらいの赤ちゃんを抱っこした若い夫婦と“背中合わせ”になる事があるのだ。

生後1ヶ月の健診だろうか?

向かい側が、産婦人科の受付なのだ。


「先月の今頃なんだよねぇ…」

と感慨深そうな若い母親の声が聞こえてきた。

隣で赤ん坊を抱っこした若い父親が頷く。

慣れてないのか、その抱き方は見るからにぎこちない。

父親の腕の中で、小さな赤ん坊の手足が動いているのが見える…

柔らかな髪の毛に覆われた小さな頭が動く…



深刻な病を抱えた患者の多い外科外来と

赤ん坊を抱えた若い夫婦が訪れる産婦人科外来とが

待合室で背中合わせに座る構造になっていることに気づいたのは、

術後に通院するようになってからだ。


意図的に、そうしたのかな?


偶然にしても、

産まれたばかりの小さな命を近くで見るのは、

本当に良いものだ。

だって、

彼らは希望の光なのだから。


今夜は中秋の名月のはずだけど…

今朝は曇り。






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朗読ボランティア

2019-09-11 17:34:15 | Diary
午前中、

高齢者施設のボランティア同士の懇親会があるというので、

初めて参加した。


音楽関連のボランティアが8割を占める中で、

1人だけ“朗読”をやっているという高齢女性がいた。

彼女は自己紹介で、

「きっかけは、私自身が寝たきりになった時に、誰かにベッドの横で本を読んでほしいと思ったからなんです…」

と、よく通る美しい声で話し始めた。

「最初は、お一人ずつのお部屋で読むつもりで始めたのが、いつの間にか大勢の入居者さまの前で読むことになって…」


その話を聞きながら、

以前みた
『きみに読む物語』という映画を思い出した。

あれは自分たちの若い頃の出来事を物語にしたものを認知症になった妻に夫が読む…そんなストーリーだった。


80代だという朗読ボランティアをしている彼女は、

自己紹介の最後で

私達、他のボランティアに向かって

「私が寝たきりになったら是非、お願いしますね!」

と言って笑った。


ボランティアを始めたきっかけが印象に残ったので、

席に着いた彼女に

どんな作品を読んでいるのかを訊いてみた。


すぐには作品名が出て来なかったが、

「以前は一人で決めていたんですが、最近は10歳くらい年下の方と一緒にやっているので、いろいろ相談して選んでいるんです」


と、控えめに答えた彼女に、

私の横の友人が

「一度に読む長さは?」

と訊くと、

「30分くらいで終わるものですね」

と答えた。


30分の朗読で完結するもの…

宮沢賢治とか、かしら?

私なら、何を読むかなぁ…


読んでほしい物語は何ですか?






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Halの居場所

2019-09-11 16:46:18 | 大型犬との生活
TVの前のフロアで横になってグータラしていたHalに

「もうちょっとしたら、お掃除するからね!」

と声をかけると、

起き上がって、

すごすごとリビングの長椅子に歩いて行き、

いつものようにピョンと飛び乗った。


( 偶然だろうか?)

と、思って

次の掃除の前にも、

「お掃除するよ〜!」

と声をかけると、

フロアに寝転がっていても必ず邪魔にならないところに移動してくれる…


なかなか聞き分けがいいじゃないの…と思っていたら、


昨夜のカミナリで、またまた大騒ぎ…


前回のカミナリ騒ぎで、取り付けたベビーガードを

夫が閉めるのを忘れたらしく、

23時過ぎにHalが二階に上がって来た。


私が気づいた時には、

夫専用の1人用ソファに上がり、

背中とソファの間に無理矢理、身体をねじ込んで

ブルブル震えていたが、

夫の身体とピタッとくっつくと安心するらしい…。






結局朝まで、Halは夫のソファで寝ていたようだ。





とうとう二階にもHal専用のスペースができたか。
(~_~;)


たぶん、
前の飼い主さんは、
奥さんが外国人だったと聞いているので、

Halもベッドで一緒に寝ていたのではなかろうか?

Halは、小さい時から
ソファやベッドのある生活環境で育った犬なのだ。


夫は言う、

「Halはあったかいなぁ…」

と。

「今年の冬は、電気毛布いらないね!」

と、

私は冗談まじりに答える。


今年の異常な残暑も、

あと2ヶ月すれば、厳しい冬がやってくるはず、

Halと過ごす初めての冬が、楽しみになって来た。







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やすらぎの刻

2019-09-10 06:38:10 | 映画・ドラマ
今やっている倉本聰さんのTVドラマ

『やすらぎの刻』を観ながら

伯母たちの若い頃の姿を想像している。


当時の世間で起きた出来事や、

根来家の元気な姉妹2人と、しのちゃんが

郷里の伯母たちと重なる。



この頃、

2人の伯母から交互に電話がかかってくるたびに、

いつ帰ろうか…と考える。


伯母たちが生まれた大正12年9月は関東大震災が起こった年だが、


関東から離れた山陰の田舎町で産声をあげた2人が、

戦前に、どんな少女時代を過ごして

戦中に、どんな暮らしをし

戦後を、どう生きてきたのか…



戦時中、伯父のところに嫁いだ伯母は、

嫁いでからの76年間、どんな思いで過ごしていたのだろう…。


もう1人の独身の伯母は、永く病院の職員として働いていたが、

仕事を続けながら、どんな経験をし、どんな事を考えていたのか…


大正、昭和、平成、令和の4つの時代を生きている伯母たちの生き様を

もっと知りたいと思う。


このところの電話で

2人はいつも

「ありがとうね!ユミちゃんもどうか元気でね!さようなら〜!」

…と、

“今生の別れ”的な挨拶で締めくくる。

そのことが、私には気がかりでならない。


高校を卒業するまでは、近くにいたのに

あまり話をしていなかった事を、今更ながらに悔やむ。

(~_~;)


会いたい。


彼女たちは、

昔からだが、今でも驚くほどハキハキした話し方をする。

聞くなら今がチャンスだ。


2人とも足腰が弱っているため、整形外科に通っていると言っていたが、

階段の上り下りは、どうしているのだろう…

玄関でインターホンを鳴らすと、

慌てて出て来ようとするかもしれない、転んだらどうしよう…。


お土産は、どうしようか、

量が多いものや硬いものはNGだし、

考えれば考えるほど、伯母たちの口に合うものは少ない。


いつ帰ろうか…

やっぱり早い方がいいだろう…な。



それにしても、

今年の残暑は、堪える。(~_~;)





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