声の仕事とスローライフ

ただ今、仕事と趣味との半スローライフ実践中。遠方の知人友人への近況報告と、忘れっぽい自分のためのWeb忘備録です。

やすらぎの刻

2019-09-10 06:38:10 | 映画・ドラマ
今やっている倉本聰さんのTVドラマ

『やすらぎの刻』を観ながら

伯母たちの若い頃の姿を想像している。


当時の世間で起きた出来事や、

根来家の元気な姉妹2人と、しのちゃんが

郷里の伯母たちと重なる。



この頃、

2人の伯母から交互に電話がかかってくるたびに、

いつ帰ろうか…と考える。


伯母たちが生まれた大正12年9月は関東大震災が起こった年だが、


関東から離れた山陰の田舎町で産声をあげた2人が、

戦前に、どんな少女時代を過ごして

戦中に、どんな暮らしをし

戦後を、どう生きてきたのか…



戦時中、伯父のところに嫁いだ伯母は、

嫁いでからの76年間、どんな思いで過ごしていたのだろう…。


もう1人の独身の伯母は、永く病院の職員として働いていたが、

仕事を続けながら、どんな経験をし、どんな事を考えていたのか…


大正、昭和、平成、令和の4つの時代を生きている伯母たちの生き様を

もっと知りたいと思う。


このところの電話で

2人はいつも

「ありがとうね!ユミちゃんもどうか元気でね!さようなら〜!」

…と、

“今生の別れ”的な挨拶で締めくくる。

そのことが、私には気がかりでならない。


高校を卒業するまでは、近くにいたのに

あまり話をしていなかった事を、今更ながらに悔やむ。

(~_~;)


会いたい。


彼女たちは、

昔からだが、今でも驚くほどハキハキした話し方をする。

聞くなら今がチャンスだ。


2人とも足腰が弱っているため、整形外科に通っていると言っていたが、

階段の上り下りは、どうしているのだろう…

玄関でインターホンを鳴らすと、

慌てて出て来ようとするかもしれない、転んだらどうしよう…。


お土産は、どうしようか、

量が多いものや硬いものはNGだし、

考えれば考えるほど、伯母たちの口に合うものは少ない。


いつ帰ろうか…

やっぱり早い方がいいだろう…な。



それにしても、

今年の残暑は、堪える。(~_~;)





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