立葵の季節がやってきました。この花が咲くと暑い季節が来たという気がします。
ハイビスカス科。今から秋までいろんな色の立葵が次々と咲きます。
朝ピアノのSさんと9時から合わせ。その時間しか、とれなかった。めっちゃ忙しい二人です。今日、見つけたアンダンテカンタービレの第2主題の伴奏。弦楽器が刻む8分音符のピチカートの上に旋律が乗るのですが、なんだか以前から違和感。通常だと、一拍目が大きく、少し長めに後は軽く演奏するのですが、思いついて、一拍目と2拍目を間を置かず、弾いてもらい、3、4拍目を減衰し、丁寧に。
いい感じ。こうすると、1、2拍目は雪がシンシンと降っている。宿命や運命の音と言う感じですが、3、4拍目はそれに反して、暖かみやぬくもりを感じさせるのです。
そして、そこに乗る第二主題は運命に立ち向かう人間の勇気。
ちょっとしたことですが、これだけで演奏が天と地ほど違います。おもしろい。
昼は児童会。
夜は心と身体のワーク。
フランチェスカ ダ リミニの第二主題を演奏しました。
やはり、ワークをやった後では、音の伸び、切れが全く違います。
呼吸もたっぷり使えます。
身体を動かすことに、意識を向けるのではなく、どうしたら楽に滑らかにうごけるか?と言うプロセスに集中します。
痛みが出るところまで動かさない。動きそのものが目的であって、どこまで動くか?という事を目的としない。
これって、音楽そのものじゃないかって気がしてきました。
「いい音を出すことを目的にしないことだね。」と講師に言われました。
深い。